鹿児島県民の平成29年度平均年収は383万円なんだって

鹿児島県民の平成29年度平均年収は383万円。

satutaba

これが高いか低いかを見るには・・・全国平均を見てみよう。
ということで、全国平均を見てみると、平成29年度の全国平均年収は432万円

全国平均より50万円近く低い水準です。

これは男女合わせての平均年収になるので、性別で比較すると以下のとおりです。

性別 鹿児島県の平均年収 全国の平均年収 差額
男性 438万円 531万円 ▲93万円
女性 309万円 287万円 22万円
男女合計 383万円 432万円 ▲49万円

この年収は厚生労働省のデータを基にしているので、企業に雇用されている人たちの平均年収です。

男性の平均年収の差が大きいことがわかります。
女性に関しては鹿児島県の女性の方が全国平均より高いんですね。

実はこれ田舎ならではの理由があります。

地方では医療福祉という産業の割合が高く、鹿児島県でもこの傾向があります。

特に鹿児島県では高校で看護学科を設置している学校や看護専門学校が多く、看護師になる人も多いというのがこの結果の一因にあると考えられます。

また、鹿児島県では介護職の需要も高く、介護職であれば男女の賃金差はほとんどありません。

このような要因で女性の平均年収の高さが目立つような結果になっていると考えられます。

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鹿児島県の平均年収が低い理由

鹿児島県の女性は全国女性よりも稼いでいるという結果がありつつも、全体的には平均年収が低いという結果に変わりはありません。

これも想像すると、鹿児島県自体が第一次産業の比率が高いことが一つあるんじゃないでしょうか!!
どういうことかというと、第一次産業と言えば、畜産や農業をしている人たちの事ですよね。

第一次産業って付加価値が低い傾向がありますね。

  1. 作物を一番最初に作る。
  2. 作物を加工して製品に変える。
  3. 製品を販売する。

この過程で、一番付加価値をとりにくいのが最初の『食料を一番最初に作る』ではないですか。
つまり、第一次産業。

なぜなら、豚にしろ牛にしろ、イモや大根といった農産物はある程度市場の需要と供給で価格が決まってきますよね。
供給量が多いと価格は下がるし、需要が多ければ価格は上がる。

だけど、極端に需要が増えることは想定しにくいですし、数年に一度の自然災害などがあれば、供給が少なくなってもむしろ損害の方が大きいと考えると、一番分が悪いのが第一次産業にあるんじゃないですか。

さらに、輸入作物も増えてきています。

海外のように広大な農地で大量生産された作物は一つ当たりの価格は安くても大量生産することで利益が取れる構造があります。
そんな環境で一次産業を守り抜くには、そこで働く人件費を抑えて、作物を作っていくしかないんじゃないかと。

例えば、一次産業の人件費が上がると、その下流にあたる第二次産業、第三次産業の価格も跳ね上がります

なぜなら、加工する商品に一次産業の材料費や人件費が含まれていると、次に加工する二次産業でも加工費と人件費がその商品に含まれますよね。
そして、最後の三次産業はその商品に流通費や販売費、販売員の人件費などを含めて最終的にその値段の商品を消費者が購入していくわけですから、全国の消費者が今の価格で商品を購入しているのは、そういった流通の過程で様々な費用が乗せられていった出来上がりの商品価格になっているわけです。

もしも鹿児島県で人件費が上がってきたとすると・・・例えば黒豚や黒牛の価格って今のような値段じゃ到底買えなくなるくらいの高級品になってきますよ。
いや、今でも鹿児島の豚や牛は全国的にもかなりの認知度は高いはず。

そんなブランド豚や牛が今より価格は上がり、鹿児島の豚や牛は一般庶民ではめったに口にできないような超高級品になってしまう。
今この金額で鹿児島の畜産物を食べられるのは鹿児島の人件費や生活コストの安さに支えられている一面もきっとあるんです。

平均年収が低いことを嘆くよりも生活の質が大事

しかし、平均年収が低いから悲観的にとらえることもないんですよ。

第一次産業が盛んということは、食料品の価格は安いです。
安かろう悪かろうではなく、安くて味もしっかりしている食品が鹿児島にはあります。
これも愛情持って作物を作ってくれている農家の皆さんのおかげです。

また、人が少ない、だから土地がたくさん有り余っている、そして、人が住む建物も余裕がある。
ということで家賃も安いです。
3LDKの貸家でそこそこきれいな貸家に6万程度で入れます。

鹿児島県は生活コストが安いので、平均年収が低くても生活は全然不便は感じません

一方で、生活コストがかからないから全体の平均年収が上がりにくい側面もありますが・・・このコストがあまり掛からない環境によって日本の食は支えられているのです。

平均年収の高い低いだけでその生活水準や快適さは一概に言えない。

もちろん、東京で370万円の年収では我慢しないといけないことが多いかもしれませんが、鹿児島ではそんなに我慢する年収ではありませんよ。
普通に生きていける年収水準です。

もしも家族が増えて、収入を増やしたい、家を建てたい、少し贅沢をしたい、それなら共働きすればいいんです。
300万円の2倍でも世帯年収は600万円。
370万円の2倍なら世帯年収は740万円。

これだけの世帯年収あれば、そこそこな暮らしが鹿児島ではできますよ。

まとめ

よく基準にされる年収で300万円という数字が取り沙汰されますが、鹿児島県では300万円という年収は特別低い年収ということもありません。

それに、300万円だから我慢する生活をしないといけないというような年収ではなく、生きていくには問題はないのです。

鹿児島県民って平均年収低いんだなって思われるのでしょうが、鹿児島県民をバカにしちゃいけませんよ!!

その地域に住むための生活コストを考えると鹿児島県の生活の質が低いとかそんな話には決してなりません。
食は安くてうまい、土地は有り余っている、生活に必要なものはだいたいそろう、むしろ人が多すぎず少なすぎずに程よい距離感。

娯楽が少ないことと、桜島の灰に悩まされることはあっても、生活の質は決して悪くありません。

大事なことは生活の質と自分の生きていきたい生き方ができる年収であるかです。

 

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