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若いうちから副業で失敗を経験
最近は副業が可能になっている起業も増えてきましたが、副業をする目的とは何でしょう。
多くの方は収入のアップというのが大きな目的でしょう。
またば、本業が忙しすぎて、副業の余裕なんて無いという方もいることでしょう。
そんな副業ですが、私のススメは、若いうちから副業で失敗を経験しましょう。
若いうちに副業で失敗を経験しているとこれだけの良いことが身につきます。
副業を通じて失敗を経験することが良い理由
理由1 お金を稼ぐ大変さが明確にわかる
副業というと、今勤めている会社以外に空いている時間でアルバイトをしている場合もあるかもしれませんが、多くの副業は本業が月給制であるのに対して、時給制であることも少なからずあります。
月給制で働いていると意外と自分が1時間にどれだけお金を稼いでいるという感覚がありません。
一方で、時給制であれば、自分の時給が決まっており、1時間にどれだけの時給が発生しているということが明らかになります。
本業で月給制であれば、自分の価値というのが見えにくい部分もありますが、時給にすることで1時間にその時給分を稼ぐことがどれだけ大変なことなのかがわかります。
また、私のように、せどりであったり、アフィリエイトであったり、完全に自分1人で稼ぐ副業もあります。
この場合、時給とは関係なく、結果が全てです。
どれだけ時間を費やしてもそれが収入に結びつくこともありません。
また、苦情の対応に苦労することもあります。
自分の失敗で相手側に迷惑をかけた場合にはその対応も一人で解決しないといけません。
お金をかけて、時間を掛けて、それでも結果が出ないと収入ははいってきません。
これを経験すると自分自身でお金を稼ぐことは大変であるということがさらによくわかり、給料が毎月発生することに対する感謝の気持、そしてお金をもらうということにどれだけの責任があるのかがはっきりわかります。
理由2 新しい技術を身につけるチャンスがある
どの副業をしても、本業で使っている技術が同じように使えるとは限りません。
本業で使っている技術が、副業ではまったく生かされない。
それどころか、副業のために新たな技術を習得する必要があることもあります。
これは裏返すと、副業で身につけた技術を本業で生かせることもあります。
例えば、私がアフィリエイトを始める時、ホームページの立ち上げ方やブログの始め方はほとんどわかっていませんでした。
しかし、いざ取り組み始めると、本気で勉強もしますし、そこで覚えた技術や思考力が本業でも生かせる場面があります。
それは、会社のブログの更新であったり、お客さんへの情報の伝え方だったり、副業で覚えた技術が本業でも生かせる場面があります。
なにか新しいことを覚えたいと考えていても、その技術を生かせる場面がないとその技術は使わないまま、使えない技術ということもありますが、どこかで使う場面があればその技術を使い、失敗と成功を経験することでさらに技術を発展させていくことだってできます。
理由3 副業のつもりが本業よりもお金が稼げるかもしれない
これは、うまくできればの話ですが、副業が本業の収入を超えることだって可能性としてはありえます。
本業で使っていた技術が、自分で副業に生かしたら、意外と効率よく稼げるようになったということもあるでしょう。
自分が気づいていなかっただけで、世間では重宝される技術を持っていたということもあるでしょう。
本業よりも副業が稼げるようになれば、副業が本業になることだってあります。
しかも、今よりもずっと短い時間で稼げるようになれば、余裕のある生活でお金にも余裕が出てくるという展開も考えられます。
将来的には起業してみたいという希望があれば、その副業が起業のきっかけになることだってあります。
起業をすれば、成功することもあれば、失敗をすることもあります。
副業段階でその両方を経験できれば、起業に対してのハードルもより低くなってきます。
理由4 外部とのつながりができてくる
いつも同じ職場でしか活動していないと、そのつながりは特定の範囲でしかありませんよね。
同じ職場でいつも同じ面子だと、居心地はいいかもしれません。
しかし、それだけの価値観であったり、考え方しか触れる機会はありません。
一度他の環境に入り込むと、また違ったつながりができてきます。
外部の価値観はそれまで自分が考えていた価値観とはまったくことなっていることもあります。
自分の職場の良いところ、悪いところももっと明確になってきます。
そして、ずっとなれた環境でぬるい人間関係よりも、外部の人と接する方が失敗もあれば、成功もあり、新たなつながりを作っていくことができます。
そのつながりが自分にとって人生を変える出会いになることだってあります。
理由5 経営者目線で考えることができる
特定の組織に所属していると多くは従業員の目線です。
従業員の目線だと、特別その仕事が好きでない限り、給料のことであったり、待遇の事に目線が行くこともあります。
しかし、経営者の目線はこの反対です。
いかに経費を下げるか、いかに生産性を高めるか、いかに従業員に働いてもらうか。
仕事をする上で、この視点はとても大事です。
経営者の求めることと従業員が求めることは正反対の位置にあるのですから、自分自身が経営者に近づくためにも、自分が成長するためにも経営者の視点は身に着けておくべきスキルです。
特に、会社の為に、従業員、そして自分の報酬の為に経営者は売り上げを上げることを考えますが、使われる従業員であると、そこまで責任感を持って売り上げを上げることを考えるでしょうか。
売り上げがないと会社が継続できない、雇用を守れない、大きな失敗ができないといった責任感は経営者としてしか味わえない経験です。
若いうちの失敗は将来の糧
若いうちにできる失敗は経験しておくことです。
自分自身は正解ばかりを求めてしまいますが、実は学ぶことは失敗から学んでいることの方がはるかに多いです。
副業で失敗を経験することをすすめる理由は、将来の糧となる経験を失敗から学ぶことにあります。
自分の属する場所が多いほど、経験値は増え、失敗する場面に遭遇する可能性もあがります。
失敗を恥ずかしいと感じることもありますが、経験値を増やすことは将来の成長に絶対必要なことでもあります。
副業は収入を増やすことではなく経験値を作る場所
副業をすることは、収入を増やす目的もありますが、若いうちに副業をすることで経験値がはるかに増えます。
毎日同じ環境で同じ仕事で、同じメンバーで過ごす環境に経験値を伸ばす場面は少ないです。
しかし、一度外に出てみると、また新しい経験値を得ることができます。
収入も増え、新しい経験を得ることができるとなると、副業することは1粒で2度おいしいです。
若いうちから副業でいっぱい失敗もして、多くの経験を積んで、さらに飛躍できるようにしたいですね。
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