今の職場は5年後の自分が想像できますか?
これは、私が銀行に勤めていた時に経験したことです。
今勤めている職場で5年後10年後の自分の姿が想像できてますか。
20代に入り、大学を卒業して社会人になると、その年月の過ぎていく速さあっという間です。
きっと、このブログを見ているうちは『そんなわけないでしょー』って思っているそこのあなた。
これからは10代までの時間の経過とは全然異なるスピードで時間は過ぎていくのですよ。
常に5年後の自分、10年後の自分の姿を想像しておかないと、これまでの5年間10年間自分は何ができるようになって、どういう変化があったかなんて意識する前に過ぎていってしまいます。

私の場合、今の職場にいると5年後の自分10年後の自分、さらにその先まで想像ができています。
しかし、銀行員時代の私には未来の自分の姿が想像できませんでした。
ここにどんな違いがあるかというと、自分の気持ちの余裕があるかどうかです。
人は自分に余裕がないと先を考えられない
銀行員時代は、とにかく数字を上げるために、毎日が必死でした。
気を抜ける時間があまりに少なすぎました。
一日一日が苦しかったです。
そうなると、5年後、10年後のことなんて考える余裕ないですよ。
そんな精神状態でいい仕事なんてできるわけありません。
反対に、そんな精神状態で毎日あくせく働くって、そんな人生楽しいですか。
最近考えることは、いかに幸せを感じて生きるかですよ。
幸せのレベルなんて関係ありません。
大きなことでも小さなことでもその人にとって幸せを感じることが一つでも多ければ幸せな人生です。
もちろん、銀行の仕事でも数字が取れたときの喜びはこの上ない幸せでしたよ。
だけどね、そんな時間はほんのわずかで、9割苦しい状態です。
そんな環境に自分の身を置くより、もっと自分の性に合った職場ありますよ。
たとえ、稼ぎが悪くなるって思っても、今は稼ぐ手段はいくらでもあるじゃないですか。
時間と気持ちに余裕さえ出てくれば、いくらでも可能性あります。
時間と気持ちに余裕がない状態は、人生にとって不幸せ以外の何物でもないと思います。
たとえ、お金が稼げたとしてもね。
じゃ、どうして今の職場では5年後10年後が見えているかというと、時間と気持ちに余裕があるからです。
もちろん、事務と言えど、いつも同じ仕事をしているわけではなく、自分で企画をするクリエイティブなことも考えないといけないので、そういった点ではプレッシャーも少なからずあります。
だけど、自分のペースに合った職場で、自分がしたいと思った仕事であれば、全然余裕です。
余裕から生まれてくる仕事への意欲
気持ちと時間に余裕があれば、他の事に取り組む意欲も出てきます。
この感覚がわからない人には嘘のように聞こえるかもしれませんが、余裕のある仕事をしていると、仕事への意欲も自発的に生まれてきます。
銀行での仕事はとにかく上から数字を押し付けられるという環境で、常に数字に追われている余裕のない状態です。
余裕のない状態ではいかに数字をクリアするかという内向きなことしか考えられません。
ところが、気持ちに余裕がある今の職場であれば、自発的に仕事への意欲が生まれてきます。
けして仕事が暇というわけでもなく、自分の裁量権が広がることが自発的な意欲を生むのです。
いい仕事をするには気持ちの余裕は必ず必要です。
また、気持ちの余裕があればプライベートも変わります。
今は子供と遊ぶときも心から楽しんで遊べます。
銀行員時代にはとても想像できなかったことです。
また、こうやって平日でもブログを書く時間、気持ちの余裕さえあります。
明日の事を心配して毎日頭を悩ませていた時代にはこんなこと考えられません。
だって、仕事以外のことを考える余裕がなかったですからね。
だから、5年後の自分、10年後の自分の姿がその職場で想像できるかどうかは、その仕事が自分に向いているかどうかの一つの基準です。
気持ちの余裕が無いと5年後の自分、10念後の自分を考えることもできないばかりか、気持ちのいい仕事も当然できません。
今一度、今の職場では自分の姿が見えるか想像してみて下さい。
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