銀行員として勤めててよかったと感じる8つのこと




銀行員として勤めていると良いこともある

いつも銀行の闇の部分ばかりな話ばかりなので、たまには銀行員でよかったと感じたことも考えてみようということで、銀行員でよかったことまとめました。

最近では収益が伸びない、金融環境は良くない、フィンテック等の技術開発による銀行の地位低下等、銀行にとって不利な話ばかりしかありませんが、そんな環境でも銀行員としてのメリットな部分を振り返っています。
決して先行きは明るいものとは言えないけれども、そんな銀行員として感じたいい部分にフォーカスです。

銀行員としてよかった8つのこと

その1 田舎にいると世間的な信用力は抜群

お金を扱う職業で、しかも田舎に住んでいると銀行員の信用力は抜群です。
田舎では一番待遇がいいのは公務員ですけど、銀行員もそれに匹敵する信用力です。

特にこれから結婚を考えている方は、ご両親からの信用もかなりのものでしょう。
娘を嫁に出すときに、まず仕事で心配されることはないです。

それになんていっても、銀行のバッチつけて、○○銀行ですって言えば疑いもなく現金や預金通帳を預かったりできますからね。
たかだか小さなバッチっていえども、それは銀行の信用力を借りて仕事をしているということです。

その銀行バッチがあるからこそ銀行のお客さんが銀行員を信用してくれています。

ちなみに、銀行バッチなくしたりすると、始末書モノです。
銀行バッチってそれだけで信用を得ていると思うとすごいモノですよね。

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その2 企業の内容を見ることができる

決算書を簡単に見ることができるのも銀行員の特権ですね。
この企業は調子がいいんだ、この企業は利益率高いんだなとか、その地域で気になる企業の決算状況も簡単に見ることができます。

どこぞの企業の人間が、いきなり『決算書ください』といって、まず決算書を出してくれることなんてないですよ。
いきなりどこの企業かわららない人間が来て、『決算書ください』なんて言うと、『うちの決算書見てなにするんだ!?』と疑われること間違いありません。

それもこれも、銀行の信用力、そして銀行バッチをつけている人間を銀行員だと信用してくれるから出来ることなのです。
このいろんな業界の決算書を見れたことが、後々今の就職先を選択した理由にもなります。

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その3 就業履歴としてもかなり使える

現役銀行員であればなおさら、もし辞めていたとしても元銀行員という肩書もなかなか使えます。
そんなに長いこと所属していたわけじゃありませんが、元銀行員でしたって言うだけで、信用力がぐっと上がるそうです。

私は現役銀行員のまま就職活動をしていて、現役のまま無職の期間が無いまま今の職場に就職しましたが、私を採用した一番のポイントは『現役銀行員』というのが一番魅かれたところだったと当時面接をしてくれた、現在直属の上司は言っていました。

ただし、事あるごとに元銀行員という肩書が独り歩きしたりするときもあるので、こういう時は若干面倒な部分もたまにあります。

本当は銀行で身につけたことで、今の職場でいかせているようなことはほぼないと言ってもいいくらい、転職した当時は何も身に着けていなかったのですが、ただ『元銀行員』という肩書だけで再就職が出来たという事実を考えると、銀行の闇な部分ばかりついていますが、感謝しないといけないところもあります。

その4 札勘ができるだけで、尊敬の眼差しを独占

これは、銀行員であれば、入行して一番に練習するんでできて当然ですよね。
入行して一番最初の研修時に合宿所に缶詰めにされて教えられますから。

そんな中でも私は札勘はかなり下手くそな方でしたが・・・。

それでも、お札の束を扇状に広げて数えているだけで尊敬の眼差し。

コツが分かればたいしたことないんですけど、普段お札の束を触ることがないと練習もする場面も無いですからね。
私のような超絶不器用な札勘でも、尊敬のまなざしを独占です。

小さいことでも自分ができないことは他人が簡単にできちゃうと一瞬だけなら尊敬されるようです。

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その5 ATMの中身を見ることができる

入行してから一番最初の仕事で、ATMの現金補充という仕事がありました。

大手の銀行になると警備会社に委託しているところも多いですが、私の時は支店の下っ端がATMの管理をしていました。
そんなATMですが、普通に生活していてATMの中身って見たことありますか?

普通に生活しているとATMの中身なんて見ることないですよね。
ATMの現金回収や補充の際は屈強な警備員が2名体制で対応しているので、ちょっとでも近付こうものなら、厳しい眼光ですぐにプレッシャーをかけられます。
そんな厳しいガードを物ともせず現金の回収と補充状況を覗き込めるような勇者なら、私生活の中でATMの中身を見たこともあることでしょう。

そんなATMの中身について記憶していることは、1回で2千万円程度のお札を補充してました。
当時は銀行員が2名でATMを補充していたんです。
襲われることがなくてよかったですね。

ATMも連休前だと3千万円と、お金の補充金額を多めにしています。
ということは、ATMを襲撃するなら連休前が一番ATMにお金が入っているということになります。

決して、この情報を悪用しないようにしてください。

そして、ATMといえば紙幣づまりです。

当時のATMはこのトラブルが多かったです。

銀行員の私が機械のことをわかるわけもないのにトラブルが発生したらとりあえず出動して、業者と電話でやり取りしながら対応してました。
銀行員がATMの仕組みをなんとなく理解して、トラブル時にはなんとなくトラブル原因を把握して対応していたのは私よくやってた。

その6 通常は見れない現金を見ることができる。

1回だけ現金3億円の回収をしたことがあります。
それはとある大きい会社の年初の集金でお札で約3億円あるんです。
3お・く・え・ん。

普段の生活では絶対見ることない大金じゃないですか。
それこそ、つい最近までのジャンボ宝くじの特賞並みの金額ですよ。
さすがに3億円を現金で見ると迫力ありますよね。

よくドラマで見る1センチ程度の厚みが100万円の束ですよね。

あれを10束ひとまとめにすると1000万円の大きな束になります。

そして、この1000万円の大きな束で30束が3億円です。

すると、運ぶためのバッグもパンパンになりますし、このバッグ振り回したら人も倒せるくらい威力あるよねというくらいの重さにもなります。

もちろん、当時は銀行員をしていると現金も『お金』というより『モノ』って感覚しかありませんでしたが、3億円を見たときにはさすがに驚きました。



その7 ストレス耐性が鍛えられる。

銀行に入るまで強烈なストレスを浴びたことがなかった私ですが、銀行に入って強烈なストレスを浴び続けることになります。
1年目2年目は店内で融資係でしたからそこまでのプレッシャーもないのですが、3年目に渉外係になってからはストレスの連続でしたね。
それまでに経験したことのないストレスの連続です。

『この数字どうするの?』『案件あるの?』『今日数字取れないってことないよね?』等々、思い出すだけで今でも胃がきりきりしてきます。

しかも、あれから十数年経過しているにも関わらず、たまに当時の記憶が蘇ってはうなされて起こされるって、どれだけ当時20代の若者にとって心の傷を植え付けられたことか。

おかげで、今でも仕事でストレスかかるような仕事が回ってきても、銀行員時代を思い出せばこんな仕事かわいいもんだなって、割とすんなり今の仕事は乗り越えられるようになりました。

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その8 ブログネタに使えることが多い

このブログで書くことは銀行員時代の話多いですよね。
それだけ毎日いろいろとあったんですよ。
そして、短期間ではあったけど、それだけ毎日が必死だったってことです。

だから銀行員としての経験値はブログネタにもってこいです。

ブログに書きやすいネタって割と苦しかったことや苦労したこと等が割と書きやすかったりします。

今の仕事のほうが断然長い期間働いてますけど、ネタにできそうなことが少ないのは、毎日が単調ってことでしょうか。
良くも悪くも単調に生きさせてもらっています。

ネタにできるようなことが多かったのは銀行員時代のほうが圧倒的に多いので、今の仕事のことよりも銀行員時代の3年間のことの方が書きやすい。
当時は毎日支店に行くのが地獄に行くような思いで行ってましたからね。

銀行員だったから経験できたこともたくさんありますし、今の環境にいられることも銀行に勤めていたことが大きく影響しているので、そういった点では銀行に勤めていたことは私にとって大切な期間だったんだと今は考えてます。

SNS上でも、現役銀行員のつぶやきを見たりすると、当時の私の感じていたこと、経験していたことを同じように経験していて、『大変だなー』と思ったりもしますが、やっぱ、銀行員として向いている人はそんな大変な環境でも考え方とか前向きですよね。

当時の私を思い出すと、ほぼ後ろ向きなことしか考えてませんでしたし。
銀行員として続けていけるってことだけでも、私からすると尊敬します。

現役の銀行員であることだけでもステータスですからね。
仕事はきついですが、悪いことだけではありません。
だから、銀行員を頑張れ!!

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銀行も最近は変化してきている

私の記憶はもう10年以上も前の銀行の姿です。

そして、今は働き方改革が銀行業界にも浸透しており、当時は8時、9時に帰宅するのが珍しくなかったですが、今では6時にはほぼ帰宅しているという話です。

おかげで、仕事は終わらないのに早く帰らないといけないから、結果銀行員一人ひとりは苦しくなっているということも聞きましたが、あの銀行がここまで変わってきているというのは時代の変化を感じます。

銀行員として数字がついてまわることは変わっていないかもしれませんが、過度なノルマが銀行員としてのモラルを崩しているという報道もされていたので、今では結果ではなくプロセスや取引企業への支援体制を評価するように評価軸が変化してきているということも聞くようになりました。

時代とともに銀行も大きく変わってきているのですね。

銀行員は良いこともある

最後に、昔はエリート職業というイメージが強かった銀行員ですが、今ではかなり社会的な見方は変わってきています。

そんな中でも、信用という形に見えないもので商売をしているのは銀行の大きな強みです。

銀行内で働き続けるというのは大変なことでもありますが、決して悪いことばかりではなく、その信用力によって自分を助けてもらうことだってあります。

隣の芝生は青く見えるものですが、銀行員として良いこともあるということは忘れずにいたいですね。




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