まだ銀行員から金融商品を購入しますか

まだ銀行員から金融商品を購入しますか




銀行員が金融商品を取り扱うリスク

私も元銀行員の端くれではありましたが、金融商品を販売した事があります。

そんな私が言うのは変な話になりますが、銀行員からまだ金融商品を買いますか?

銀行では融資時の貸出金利が伸び悩み本来業務で稼ぐことが年々難しくなっています。

私の在籍した時代でさえ本来業務のである融資からの利息収益が伸び悩んでいたので、金融商品の販売手数料で稼ぐような状況がありました。

そして私が入行した頃から徐々に銀行が金融商品の販売に力を入れてきていたのですが、それまでお金を企業に貸すプロがいきなり金融商品を売る世界に足を踏み入れるわけです。

同じ金融業と言えど、お金を貸すのと金融商品を売るのは畑違いです。

どのくらい畑違いかと言うと人参農家がイチゴ農家になるくらい畑が違います。

一見同じ農家ですが、その取り扱っているのが野菜なのか果物なのか、野菜農家でも大根なのか人参なのか、対象が違えば同じ野菜でも全然育て方が違いますよね。

銀行員がこれまでお金貸しを生業としてきていたのに、急に金融商品良いですよって売りにくるのはまさに畑違いの農家です。

急に金融商品も取り扱えるようになったからその商品に関して的確なアドバイスができるかというと、全然できるわけありません。

ただその時期によく売れている商品だから購入してもいいんじゃないですかというような売り方を当時もしていました。

銀行員も証券マンも同じ金融だがベースは違う

そもそも金融商品自体がごり押しして売るような商品じゃないです。

その時の市場の様子を見て、投資家がこの商品がいいんじゃないかと決めてそれに基づいてプロにアドバイスや市況を確認しながら金融商品を購入します。

銀行の金融商品の売り方はまったく正反対です。

銀行員がお金を持っている高齢者にごり押しして売っているような状況が当時の当たり前でした。

次第に高齢者への金融商品販売が問題になってきて、高齢者に販売するときには意思確認をしっかりすることという通達が出て、徐々に金融商品の販売に規制が増えてきました。

きっと、今はさらに規制が厳しくなっていると想像しますが『あくまで』銀行員はお金を貸すプロであり、金融商品プロではないのは注意しておくべきです。

私も会社の関係で証券会社の方と話をする機会があるんですが、やはり銀行員と話をするのと証券会社の人と話をするのでは、金融商品の話に限っては情報力と分析力は全然レベルが違います。

これは明らかに違います。

銀行の金利も市場の市況に左右される部分もありますが、金融商品の動きはもっと市場の動きに敏感に反応しますよね。

今の状況でいうと、資源価格が下がって消費者は原油価格が安くなってよかったって喜んでいても、実際は、資源価格が低迷している影響で金融市場から資金が引き揚げられているような状況もあり金融商品の値動きに関しては世界の動きをトータルで分析して考える必要があります。

こういった現在の市場を分析した結果をそれぞれ聞かせてもらうと、銀行員から話を聞くのと証券マンから聞くのでははっきりと分析力の差が出てくるので、本当にしっかりしたアドバイスをもらって金融商品を購入したいのであれば証券マンにアドバイスをもらって購入する方が情報が正確です。

ただし証券マンも基本的にお金持っているお客さんの相手しかしませんし、証券マンの情報や見込みがあっているとも言い難いです。

銀行員から金融商品を購入する時は自分を信じる

証券マンはお金を持っている人のところにしか営業に来ませんが、銀行員は少しお金を持っていれば金融商品の勧誘に来ます。

そんなこともあり銀行員から金融商品を購入する機会が多いのは一般的なレベルに人達なのですが、そんな時は銀行員の情報よりも自分のことを信じて取引をしましょう。

紹介された商品の特徴と今の市況、そして自分が出せる余裕資金と相談しながら自分で投資するかしないかを考えましょう。

銀行員を信じて金融商品を購入してはいけません。

そこにはノルマがあるからやらざるを得ないという理由があり、決して取引先のことを考えている銀行員は少ないです。

銀行員と証券マンから金融商品を購入する違い

資産をたくさん持っていない投資家には残念ですが、銀行員もお金持ちには丁寧な対応をしますけど証券マンはこの辺の反応があからさまです。

銀行員の場合はお金を持っている人からは預金の獲得、金融商品の獲得。

お金を必要としている人からは融資の獲得など顧客の幅が広いので基本的には誰にも丁寧な対応をする必要があります。

反面、証券マンはお金を必要としている企業とお金を持っている投資家をつなぐことで収益を獲得しているわけで、個人でお金を必要としている人には収益機会がないので見向きもしません。

結果、幅広い層で顧客を持っている銀行員から金融商品を購入する機会が多い状況はありますが、一定の資産を保有している方に関しては証券会社経由での金融商品購入をお勧めします。

銀行員はお金の預金や貸金のプロであって、金融商品のプロとは言いにくく、金融商品のプロは証券マンです。

そして金融商品の購入について最後は『自己責任』

アドバイスはもらっても購入を決定するのは自分の意志です。

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