フィンテックとは銀行業界が危機を感じる金融テクノロジー

フィンテックにより銀行が脅かされる




フィンテックとは

最近『フィンテック』という言葉を聞いたことがありませんか。

私も最近聞くようになってきて、なんだろうと気になっていました。

この言葉の意味を調べると、知らず知らず自分でもこのフィンテックを利用していました。

フィンテック(Fintec)とは

金融(finance)と技術(technology)を組み合わせた造語です。

IT技術を利用した、新しい金融サービスのことです。

日本では最近聞かれるようになってきた言葉ですが、アメリカではリーマンショック直後から注目されるようになってきています。

では、フィンテックで一番身近なものになっているのがなんだろうかというとスマホを使った決済や送金です。

おそらく多くの人が連絡手段で使っているLINEでも『LINEPAY』 でクレジットカードを登録したり、コンビニやネットバンキングで金額をチャージすることで、LINEで決済や送金ができたりします。

これもフィンテックの一つです。

身近なフィンテックが使われているサービス

また、最近話題になる『クラウドファンディング』もフィンテックの一つです。

例えば、銀行から20,000,000円の融資をしてもらうにも、その返済財源や担保などが無いとおそらく資金を貸し出してくれることはないでしょう。

しかし、クラウドファンディングであればそのプロジェクトの目的に投資したいという思いで資金を集めることが可能となり、銀行融資のテーブルに乗らない案件でも資金を調達できる手段の一つになっています。

そして、私も利用している『マネーフォワード』。

これも、フィンテックが使われています。

個人の銀行口座から、証券口座、クレジットカード、ポイント等をマネーフォワードのアプリで一括管理してくれて、さらにその時点の資産状況まで瞬時に把握する優れものアプリです。

アプリ自体に個人の口座番号や暗証番号を登録する必要があるので、気になる人にはアプリの利用に抵抗がある人もいるかもしれませんが、一度使うとその便利さにビックリします。

例えば、私が便利だなって感じているのが、クレジットカードを登録するとクレジットカードの利用データをそのまま吸い上げてくれるので、家計簿をわざわざ自分で入力する手間が省けます。

また、口座の引き落としも自動でデータを収集してくれるので、口座引き落としの記録も家計簿としてわざわざ自分で入力する必要がありません。

さらに、ポイント類もどのポイントに何ポイントあるんだかわけがわからなくなることありますよね。

Tポイント、楽天スーパーポイント、Pontaポイント等ポイント関係の残高もデータを集計してくれるので、ポイントを無駄に捨ててしまうこともなくなります。

こうして知らず知らずに『フィンテック』利用してます。

フィンテックが銀行を脅かす

そこで、私が感じたことがこれです。

フィンテックが成長していくと銀行は危なくないか?

これまでに紹介してきたフィンテックのサービスは、これまでは銀行が担っていたサービスの一部ですよね。

決済や送金は銀行が得意とするサービスです。

また間接金融の代表格である銀行がこれまで預金を集めて、それを資金を必要とする企業や個人に貸し出しを行うことで世の中の資金を回転させていました。

そして、最近では金融商品を販売することもあり、個人の資産運用や資産管理も銀行の業務の一つとなってきていましたが、フィンテックの登場で簡単にそしてコストもかからずに銀行が行っていることを代替できるようになってきています

完全に銀行の機能がフィンテックにとって代わるなんてことはないのでしょうが、少なくともこれまで役割としていた機能の一部はフィンテックに奪われていきます。

そして、実は一番銀行が恐れているんじゃないかというのが、仮想通貨

仮想通貨で有名なのはビットコイン

私も聞いた時は怪しい通貨くらいにしかとらえてなかったですけど、実はこのビットコインの取引を支えている『ブロックチェーン技術』があなどれない技術らしく、『分散型台帳』という仕組みです。

この辺になると専門的になるんですが、ざっくりした説明では、銀行やクレジットカードのVISA、JCBといった機関を経由しないでも決済できる仕組みが、この『ブロックチェーン技術』。

確かに、世界共通の仮想通貨が流通して、個人対個人、個人対企業、企業対企業の決済時には必ず入っていた金融機関(銀行、クレジット会社等)が必要なくなる仕組みができれば、コストも少なく、便利で簡単な決済ができるようになりますよね。

そうなると、銀行の役割ほとんどなくなります。

実際に、銀行も危機感を覚えているのか、日本のメガバンク三菱東京UFJが独自の仮想通貨を開発中なんてニュースも出てましたからね。

今後『フィンテック』と『ブロックチェーン技術』金融の大きなテーマになってきそうですね。

金融技術が進む中で銀行業界

金融技術であるフィンテックがこのまま進化を続けると、確実に銀行の存在感は薄くなっていきます。

銀行を利用せずにお金が動くというのは銀行が抱えている役割を全てフィンテックが奪っていく可能性があります。

銀行が収益を稼ぐための本業である融資業務も、クラウドファンディングにより直接資金を集める方法が広がり、個人スコアといわれる個人の信用情報をスコア化して融資を実施するという仕組みも登場しています。

今後ますます銀行業界の生き残りは熾烈になっていくことが予想されます。

 

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