銀行員と結婚する女性に忠告。銀行員の妻になるなら、7つの覚悟が必要。

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縁あって銀行員と結婚することになった女性の方へ

まずはおめでとうございます。

地方に住んでいると、銀行員の平均所得は高い方ですからね。
最近は銀行員の所得も下がり傾向が見受けられますが、それでも地方の企業としては公務員に次ぐ、いや、企業規模によっては公務員を凌ぐほどの年収を得ることができます。
定年退職まで銀行員として勤め上げることができれば、金銭的に困ることはないでしょうね。

ただし、銀行員の妻として勤め上げる覚悟はありますか?
銀行員の妻にさえなればあとは勝ち組という幻想がありませんか?

銀行員は年々、勝ち組とは言えなくなってきている環境が整いつつあります。
決してそんな『勝ち組』幻想を持ったまま銀行員と結婚してはいけません。

そもそも、旦那が銀行員ということは、妻の協力もかなり重要になります。

覚悟が必要な理由1 銀行員の休日は純粋に休める休日ではない

銀行員は週休2日で祝日も必ず休みです。

それに、年に1回1周間程度の休みを必ず取らないといけなかったりするので、年間の休日数はかなり多いです。

ただし、お客さんとのお付き合いがあれば、休みも関係ありません。

営業の仕事であれば業種を選ばずほとんど同じようになりますが、仕事の都合で休日しか時間の取れないお客さんであれば、休日の日に仕事をするようなこともあります。
私も住宅ローンの手続きでどうしても休みしか時間が取れないということで、片道30分かけてそのお客さんの自宅まで行ったことがあります。

まだ独身でしたので、自分の都合に合わせて土日を使うことができましたが、もしも家族がいて、せっかく週末に家のことや家族でお出かけする予定を立てていても、急な用事で中止せざる負えないことも多々あるんです。
しかも、そういうことが珍しくない。

子どもと週末の予定を立てていたのに、金曜日の仕事の事情で急に週末の予定を変更しないといけないことも年間ではそこそこあります。

そんな時にイライラしない覚悟がありますか?
理解する、許容するそんな姿勢がもてるでしょうか。

また、実際の仕事だけではなく、銀行員が出世するためにはお勉強も必要

今や営業成績がいいから出世が早いということは絶対にありません。

必ず必要な資格の取得があって、資格を取得できなければいつまでの役職が上がることがありません。

銀行内での出世のために必要とされる資格を取得することはもちろんのこと、幅広い知識を持つために、自主的な学習も必要。

さらに、通信教育も半強制的に受講するように勧められます。

時に営業の都合でお客さんと土日の接触しないといけない、また、資格試験の時期が近づいていると資格試験のための勉強時間も確保しないといけない。

いくら休みが多いと言っても、そういった仕事によってつぶれる休み、資格試験のための学習でつぶれる休み、そういった休みの使い方をしないといけないとなると、案外ゆっくりできる休みが少ないのも銀行員の宿命です。

家族で旅行に行きたい、遊びに行きたい、そんな楽しみが急にいけなくなった時に許容できる器があるでしょうか。

参考記事:銀行員に必要な資格は?銀行に入ってから取らされた必須資格はコレ

覚悟が必要な理由2 銀行員には転勤が絶対ついてくる。

転勤ペースは2年から3年に1回は転勤がありますから、銀行に入行して57歳で定年するまでには少なくとも10回以上は転勤を経験することになります。

実際に、私は3年しかいなかったのに2回も転勤してます。

転勤の異動命令が出てから、せっせと転勤日に向けて仕事帰りにダンボールへ荷物を詰めていきますが、一方では引き継ぎがあり、送別会があり、くたくたになってダンボールに詰めた荷物を、新天地へ赴任後に再びダンボールから荷物を取り出し、ようやく環境が落ち着いてきた1年後には再び異動命令が発動され、すぐさま引越し準備に取り掛からないといけないという落ち着きのない就労環境。

さらに、子供が小さい時の転勤はまだ家族そろって転勤することもできますが、子供が大きくなってくるとそうもいきませんよね。
時には単身赴任となる時期もでてきます。

単身赴任ということは生活拠点が2か所になるということで、生活費も2重に掛かることになります。
もちろん、年収水準の高い銀行員なので、2重の生活費もなんとかなることでしょう。

だけど、子供が大学に進学した時を考えてみて下さい。

県外の大学に進学したとなると3つの生活拠点があって、生活費が3重になる時期もあるかもしれません。
銀行員の特徴は、年収水準は高かったとしても、総じて生活コストが高くなりやすいといえます。

さらにさらに、異動する時は家具や家電類も荷物になりますよね、するとつい家具や家電類も少し古くなっていると捨ててしまってスッキリしたくなるんです。
まだ使えるのに、ちょっと部屋の片付けが進んでくると勢いがついて大型の家具や家電類をスッキリしたくなってくる、そして、新天地で新たな家具や家電類を購入してしまう。
実はこれも生活コストの上昇につながるんです。

まだ使えるのに・・・片付けついでにすべてをすっきりさせてしまいたくなるこの不思議な人間心理。
もちろん、引っ越しの際の衝撃で家電を壊してしまうというリスクもありますからね、転勤にはリスクがつきまとっているのです。



覚悟が必要な理由3 社宅に入った時のお付き合いに疲弊する

もしも社宅がある支店に転勤になり、そのまま社宅に住むことになったら家賃が安く済むから助かるなって考えたりしますか?
いやいや、銀行の社宅に住むのは最悪です

本来奥様方同士の関係は、旦那の役職とは関係なくフラットな関係であるべきですよね。
しかし、銀行の体質自体が体育会系なので、その関係が奥様方の関係にも影響しています。

ドラマ半沢直樹見たことある方はなんとなく覚えているかもしれませんが、奥様方のお茶会があり、支店長の奥様を筆頭に上戸彩さんが息苦しい感じを演じてましたよね。
あそこまでのベタベタな関係は私の時はありませんでしたが、関係性は近いものがあるのかもしれません。

だいたい、旦那の上司の奥さんってなると、いくら奥様方同士はフラットだって思っていても、そうそう気軽に仲良くなれるものでもありません。
もしや自分の行動が旦那の評価に直結したりしないか、そんなことを考えてしまうとどうしても上司の奥様との間には一定のラインを引いておくことが安全であると思ってしまいます。

もしも社宅に入りそうな可能性がある時、ドラマのようなお付き合いをしたくないと思ったら、単身赴任をしてもらいましょう。
単身赴任であれば上司の奥様と関わり合うことなんてほとんどありませんからね!

覚悟が必要な理由4 旦那が精神的に落ちている時こそ支えることができるか。

銀行員でいると必ず月曜日の朝に詰め会議があります。

どこの銀行でもこの営業成績、営業内容を詰められる会議はあります。

特に男性は営業職が基本なので、月曜日の朝から支店長、次長に直属の上司、同僚含めノルマの進捗状況とその週の行動計画を打ち合わせします。
ノルマの数字が良い時や案件がたくさんある時期はいくら詰められても受け答えがスムーズにできるので精神面、特に心配ありませんが、数字が悪い時、案件が無い時は支店長、次長職からの詰め方は大変厳しいものがあり、精神的に追い詰められる時期が銀行員には必ずあります。

参考記事:銀行を退職する時も、銀行の詰められるって最後まで容赦ないよね。

また、銀行員である前に人間ですからね。
もしも支店長や次長、上司と性格的に合わなかったりすると、人間関係でも精神的に疲弊してしまうこともあります。
そんなつらい時期に、旦那を支えられる心の強さを持っていますか?

仕事がうまくいかない時は、家庭でも不機嫌な顔をしていることがこれからあります。

時には、つい奥さんにあたってしまうようなこともあるかもしれません。

もちろん、当たられたほうがおもしろくないので、つい夫婦喧嘩の引き金になってしまうこともあるでしょう。

でも、それが銀行員なんです。

目標が未達で上席の役職から厳しい詰めを受ける時があると、どうしてもモヤモヤとした気持ちで、ただただ耐え忍ぶことしかできないこともあるんです。

そんな辛い時期がきても乗り越えられる覚悟はありますか。

一緒になって落ちていると、職場でも支えてくれる人はおらず、家庭でも支えられる人はおらず、気づけば旦那の精神面はボロボロになってしまうことがあります。
私が務めていたのはわずか3年間でしたが、その間に係長や支店長代理の役職がありながら辞めていった人たちも珍しくありません

理由はそれぞれなのかもしれませんが、40代50代でなかなか再就職しにくいい年齢になっているにもかかわらず銀行を辞めることになったということは、いくら役職がついて年齢も重ねてきていても常に離職せざるを得ない状況があるというリスクは常にはらんでいます。

40代、50代って、銀行にいればそこそこ高い年収をもらっている層です。
役職が低くとも、500~600万以上はもらっている層ではないでしょうか。
それでも銀行を去る人がいます。

この地方で銀行員の給料といえば結構高いほうです。

40代、50代で銀行を退職して、次にどこに就職しても、銀行員時代程の給料を期待できるようなところはかなり少ないです。

それでも、最後精神が持たないような時期には、銀行を去って銀行員という職を退職する決断をする土壌があるんです。

私はボロボロになりかけていたので、そうなる前に銀行を辞めましたけどね。
旦那が精神的に落ち込んでいるときに、一緒になって落ち込んでしまうようでは家庭生活も楽しくないものになってしまいます。

銀行員と結婚して、辛い時に支えられる強さを持っていないと共倒れするリスクは充分に高い職種が銀行員なんです。
旦那の精神状態が危険な状態なのか、まだ頑張れるのかといった、妻としての視点や精神的な強さも大事です。

参考記事:銀行の役席とは?銀行の支店内で、役席役割図鑑を作ってみた。

覚悟が必要な理由5 銀行員だからって真面目とは限らない

これはいい意味でも悪い意味でも、銀行員はお付き合いが多いので、遊び上手でもあります。
ということは、単身赴任なんてしていると、ついつい魔がさしてしまう人がいないこともありません。

また、自分の時間が多いので、ついパチンコなどの遊びにのめりこんでしまうよな人も少なくありません。
私の知る限りでは、パチンコで借金を作っているような人もいます。

そして、パチンコにハマりすぎて借金に手を出し、膨れに膨れどうしようもなくなった積み重なった借金を、銀行で借り換えて銀行を離れない状況になっている人もいました。
お金を貸す側の人間が、自らお金を借りる側の人間になるなんて、銀行員としてどうだろう。
そんな思いとは裏腹に、こんな人銀行員で珍しくありません。

私の周りでも3人程金銭トラブルで退職を選んだ人、困りに困って銀行で借り換えをした人、そんな人を見てきています。

わずか3年しかいなかったにもかかわらず、そんな銀行員たちをみています。

良い大人なのでそこは旦那を信用するしかありませんが、怪しいなと思うときにはいきなり自宅をチェックする必要があるかもしれません。
普段のストレスが多い分、散財に走ってしまうのはわからない気持ちでもありませんが、単身赴任であれば家で一人ですし、一人ですることが無いとなれば女性やギャンブル、また、思いつめすぎて孤独を感じることがうつ病へ発展してしまうことさえも可能性として低くありません。

真面目というイメージが先行している銀行員なので結婚する際も安心できる部分かもしれませんが、案外、女性問題、ギャンブル、借金というトラブルを抱えている人も少なからずいます。
また、真面目すぎて思いつめてしまう人もいます。

銀行員として生き抜いていくには日常のストレスを上手に発散させる手段を身に着け、自身の周りにある多くのリスクを乗り越える精神力を備えておかないといけません。

参考記事:銀行員なのに、お金にルーズな銀行員って意外と多いんですよ。

覚悟が必要な理由6 銀行員は飲み会が多い

銀行員はとにかく飲み会が多い。

銀行員は世間が感じている以上に営業とネットワークで生き残っている部分が多いので、このネットワークを維持するための努力として取引先との飲み会の多さはかなりあります。

また、行内でも人間関係の円滑化?昔からの悪しき風土?なぜか月末にどれだけ遅くなっても毎月飲み会を行うことでその月を乗り切ったことに支店の行員で英気を養います。

支店長を中心に支店内の幹部職員にとっては英気を養えているのかもしれませんが・・・平行員にとってはようやく月末を終えたところからのめちゃくちゃ気を使わないといけない飲み会が開かれるわけです。
神経どうかなりますよ。

そして、この飲み会が頻回にあることで家庭内のコミュニケーションも疎かに・・・。

そんな環境で旦那さんを支えることができそうですか?

また、飲み会が多いということは交際費も相応にかかるわけです。

私が銀行員だった時には毎週飲み会があり、月末には必ず飲み会があるわけで、その度に一次会、二次会で1万円近いお金を消費し、時にはゴルフのお誘いもあると一ヶ月間の交際費で5万円以上使ったということもあります。

当時新入行員の給料といえば、15万円程度で、その中から5万円の交際費が出ていきます。

そこから毎月の家賃や通信費、水道光熱費、食費を支出したら、手元に残るのはほんのわずか。

時には毎月の収支がマイナスになることも珍しくありません。

転勤でもお金を使い、毎月の交際費も相応に発生する。
家計のやりくりに自身はありますか?

参考記事:銀行員は飲み会が多いけれどそれって誰得?何かあれば飲み会のある銀行風土に疑問だらけ

参考記事:飲み会の時にどうして上司、先輩のグラスに集中しないといけないのか

参考記事:銀行員に告ぐ。飲ませて接待しておけば万事オッケーという考え方を見なおしてくれないか。

覚悟が必要な理由7 銀行業界は斜陽産業に入ってきている

最近の銀行業界の動きを見てください。

いよいよ銀行業界は本格的に斜陽産業化してきているように見えます。

メガバンクでも数万人単位の仕事をAIを始めとしたシステムに移行し、その分の人員採用を抑制していくという話もあります。

また、一方では銀行員の斜陽産業化を象徴するように、資金の調達手段も拡大化し、間接金融から直接金融へのシフトも拡大、怒涛のキャッシュレス化の波に押され、銀行の存在感というのは確実に縮小してきているのが最近の動きです。

ということは、このまま銀行が今までの主戦場としていた領域はこれからどんどん縮小することはほとんど確実です。

そんな斜陽産業であなたの旦那さんは生き抜いていくことはできるでしょうか。

最終的に銀行に残っていることができるか。

これからはますます銀行内での生き残りが大変な時代に突入してきます。

参考記事:銀行もいよいよ斜陽産業傾向強まってきたと実感したある数字2

参考記事:決済方法が多様化している中で決済市場のアツさに気づく

参考記事:銀行員の転職希望者が増えているらしい

まとめ

社会的には信用の高い銀行員。
だからこそ、苦労する、しんどい思いをすることも多い職種です。
旦那が苦しい時に一緒に支えられる覚悟を持って銀行員の妻になってほしい

銀行員と結婚できて、後の人生勝ち組・・・そんな妄想は今すぐ捨てて下さい。

結婚したその時からが銀行員の旦那を支えていく人生の始まりなのです。

 もしも、ここに書いたことができなそう、そう思うのであれば、銀行員との結婚は辞めることをおすすめします。

参考記事:銀行員転職者増加に直面した話



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