実家の相続手続きで不動産登記簿謄本を取得して発覚したこと

実家の相続手続きから見えてきた複雑化した登記の状況




実家の相続手続きで発覚したこと

先日、実家の相続問題を解決するために、祖母の不動産状況を確認することからはじめました。

法務局に行って不動産登記簿謄本を取得しましたが、これまで実家ではまったく相続関係の手続きに手を付けていなかったことがわかる状況が不動産登記簿上に現れていました。

まず、祖母の住んでいた建物は未登記物件

そして、今は存在していない建物が祖母の住んでいた建物のある土地に3件も登記上は残っている様子

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わかりやすくするために図面を作ってみました。

土地自体は一体として利用していたのですが、登記上は上の図のように名義は分かれています。

そして、祖母名義の土地の広さは約240㎡。

そこに今46㎡の建物(未登記)が残っています。

さらに、登記簿上ではその土地の上に34㎡の建物がもう1棟。

100㎡の建物が1棟、85㎡の建物が1棟と全部の建物の広さを合計すると土地の広さを超える建物が登記簿上では残っているようです。

一つの土地に登記されていた建物が3棟に、実際に残っている建物は未登記で1棟。

登記簿上では大混雑になってます。

最初、祖母の建物が登記されているという思い込みで謄本の取得に行きました。

しかし、法務局の方が言うには祖母の土地の上に3棟建物が残っているという話。

それでは、祖母名義の建物を出力して欲しいと伝えると祖母の名義の建物が無い。

代わりに、苗字は同じだけど、聞いたこともない人の名前がそこには記載されています。

おそらく、昔々のご先祖様の建物がそのまま登記上残ったままだったということでしょう。

建物の構造が、『木造草葺平屋建』です!

草葺の建物が建っていたようです。

土地の上に登記上は3棟建物が残っているのもおどろきです。

ひとまず、その謄本を取得しないと意味が分からないので、すべて取得したことで整理ができてきました。

さらnわかったことが、残りの不動産もかなり昔に亡くなった祖父名義のままでした。

すでに30年以上経過しているのにそのままの名義で残っています。

相続は誰が引き継ぐのか

ひとまず、不動産の状況はつかめましたが、次は父と叔母との話し合いでどちらがどの不動産を相続するかです。

この意思決定に基づいて実家の相続手続きを進めないといけません。

相続問題で兄弟でも争うことがあるというのは誰もが聞いたことある話なので、お金が関わってくると家族でもまたたく間に敵同士となってしまうこともあります。

幸い我が家は揉めるほどの資産価値のあるものはないですが、そんな家族ほど揉めやすいともいいますから、慎重に事をすすめることが大事です。

相続の話は私が関係するところではないので、せっかく今回相続手続きに関われるということで私は必要な書類を調べてみました。

相続手続きに必要な書類と取得場所

必要書類一覧

  • 相続対象の不動産登記事項証明書
  • 被相続人の住民票除票
  • 被相続人の死亡時から出生時までの戸籍謄本
  • 相続人全員分の戸籍謄本
  • 遺産分割協議書
  • 相続人全員分の印鑑証明書
  • 相続人の住民票
  • 対象物件の固定資産評価証明書

自分で準備できるものです。

これに、法務局へ申請する申請書を添付すれば手続きができるようです。

もし自分でじっくり手続をしてみたい方は自分で手続きをすすめることも可能です。

一般的には司法書士の方に依頼して6〜7万円程度司法書士の報酬と、名義変更にかかる印紙代などの費用、証明書類を準備する費用、登録免許税がかかるのでもし自分で相続手続きを進めれば6~7万円程度の司法書士報酬を節約することも可能です。

素人がするので時間は掛かるでしょうが、めったに無い機会なので自分でしてみるのも勉強になりそうです。

参考までに上記資料を取得する場所がコチラ。

  • 不動産登記事項証明書→法務局
  • 被相続人の住民票除票→市役所
  • 被相続人の戸籍謄本→市役所
  • 相続人の戸籍謄本→市役所
  • 相続人の印鑑証明書→市役所
  • 相続人の住民票→市役所
  • 相続人の印鑑証明書→市役所
  • 遺産分割協議書→自分たちでひな形を参考に作成

自分で集められそうです。

実家の相続はほったらかしにしないこと

最近は相続手続きをほったらかしにしているところが多いということで、今では誰の土地かわからない土地が日本にはたくさんあるということも聞きました。

今回我が家の実家の相続手続きがいい例です。

何世代も前から相続手続きをしてきていなかったために、一つの狭い土地に3棟分の登記が残ったまま。

しかも現存している建物は未登記のままという状態。

これがさらに相続手続きをとらないまま何世代にも続くと、我が家の土地建物はますますわけがわからない状態になることでしょう。

相続財産が少ないとつい相続手続きは放置状態になってしまうこともわかりますが、その時その時に手続きをとっておかないと、後から相続手続きが複雑になってしまうことは間違いないので、今回の話で気になった方は一度実家の状況を確認してみるのもいいかもしれませんね。

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