過払い金のCMが減ったシンプルな理由

過払い金のCMが減ってきた理由




過払い金のCMが減ってきた

近頃消費者金融から過払い金を取り戻そうのテレビCMが減ってきました。

私が就職活動をしていた頃はまだ消費者金融が全盛期の時代でした。

もう10年以上昔の話ですが、その当時はまだまだ消費者金融が絶好調の時期で、私も1先だけ消費者金融の就職説明会に参加しました。

今はもう存在しない武富士です。

その当時は消費者金融では大手でダンスのテレビCMがかなり懐かしい。

ただ、金融系に興味があったので消費者金融の説明会にも出てみようということで参加しただけで、実際就職試験を受けたりはしていません。

その後、消費者金融のグレーゾーン金利が指摘されるようになり、あれだけテレビCMを流していた消費者金融のCMは激減しました。

アコムのクーちゃん等テレビCMで話題になったものも多かったです。

そんな消費者金融のテレビCMの枠を徐々に埋めるようになってきたのが、弁護士事務所や司法書士事務所の過払い金を取り戻そうのテレビCMです。

消費者金融のテレビCMが激減したのと同じくらいのタイミングで多くの弁護士、司法書士事務所がテレビCMを流すようになり、見事に時代を反映していました。

当時の記憶では、制度としてグレーゾーン金利が存在していて、借りる側もその高金利を理解してお金を借りているのに、いざ返せなくなってからグレーゾーン金利が悪い、取り立て方が悪いというのは借りる側の都合がいいなと考えていましたが、それも私が銀行員として働いた経験がある人間なので債務者側の意見に厳しい目を持っていたからでしょうか。

そのような消費者金融のグレーゾーン金利について間に入ってお金を稼いでいる弁護士や司法書士があれだけのCMが流していたので、過払い金の問題はさぞかし旨味のあったお仕事なんでしょう。

しかし近頃では『消費者金融から過払い金を取り戻しましょう』のテレビCMさえも減少してきました。

過払い金のCMが減った理由

過払い金のCMが減ってきた理由はいたってシンプルです。

それは、金銭の貸し借りの時効が10年であることと、過払い金問題が一周回ってだいぶ解消されてきたということです。

まずは、金銭の貸し借りについて、時効は10年です。

ということは、中には時効を迎えてきた金銭債権もあるでしょう。

また、あれだけCMを流していたことで、債務者もグレーゾーン金利の意識が高くなり、返済に困っていた債務者はCMを流している弁護士や司法書士に相談し尽くし、その後消費者金融としてもしっかりとグレーゾーン金利の問題や督促の方法も適正化してきたということが直接の理由でしょう、

それでは次にお仕事が少なくなってきた弁護士や司法書士という職業の方たちが狙ってくるのはどの部分か。

個人的に『医療訴訟』と『労働訴訟』と考えています。

医療訴訟と労働訴訟が次のターゲットの理由

医療は基本的に人の生死に関わるお仕事です。

そしてそこに関わる人は医療者側も患者側も全員が本気なわけです。

しかも、医療には100%がない。

みんな病院にかかれば100%治療してもらえると信じて受診していますが、医療の世界に100%は絶対ないです。

確率として病名を特定してその病名に合わせた処置と薬を処方しますが、希少な病名であれば病名を間違えることだってあります。

薬も100%効果があるとは限りません。

あくまで医療は確率論の世界です。

そんな世界なだけに医療で事故なんてあるとすぐ『医療訴訟』といった問題に広がります。

病院側が何かを隠していると悪いように見られたりもしやすい立場です。

医療自体が特定の知識を有している立場の人間しか理解できない世界でどこか事実を隠しているように感じられる部分もある。

あきらかに医療事故なら受け入れられるのでしょうが、結構言いがかり的なことも多い気がします。

また、『労働訴訟』は今旬です。

『働き方』について企業に問われることが増え、これからその労働に関しての訴訟が増える。

それだけ、高齢化社会化してきて労働人口の減少や権利意識の高まりが労働者の立場を強くしてきている証なんでしょう。

しかし、あまりにも労働者側が権利ばかりを主張されても企業は大変です。

ただ、これまでは労働者が我慢して企業を助けてきていた背景を今度からは企業が労働者の処遇を改善する立場になるのでしょうか。

まとめ

ネットやテレビに出ている広告は時代を写す鏡という面もあります。

特定のCMばかりが目につく時、今そのCMに関する話題が問題化している、または、そこにビジネスチャンスが落ちている。

テレビ番組の間にあるCMを眺めているようで、実はそのCMが時代を象徴していることもあります。

最近過払い金のCMが減ってきた理由もビジネスチャンスが減ってきたということです。

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