賃金構造基本統計調査から医療資格者の年代別平均年収推移表を作った

賃金構造基本統計調査がおもしろい。

ちょっとエクセルが使えれば、簡単に職種ごとの平均年収推移が作成できる。

ついハマってしまったので、医療職における年代別平均年収推移をそれぞれの資格ごとにグラフにしてみました。

目次

1.医師

病院といえばこの資格者がいなければ病院は稼働しません。

医師が出す指示の下、医療資格者が医療行為や検査といったメニューを行い、病院として収入が生まれることになります。

医師の存在感が病院内ではどういったポジションになるかというと、銀行だとまさに支店長クラス、もしくは一人ひとりが役員に近いくらいの存在です。

医師が働いて初めて診療報酬を得ることが出来るので、医師が欲しい医療機器があると言えば、可能な限り購入するように努めます。

さすがになんでもかんでも要望を受け入れるわけにはいきませんが、医療資格者として医師は最上位の待遇になります。

そんな医師の年代別年収がコチラ。

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男性女性と分けてあります。

医師も日本全体で見ると医師の偏在があるので、医師が少ない地域では上記グラフよりも高い年収で雇用されることが期待されますし、専門とする診療科によっても年収相場は異なります。

また、勤務医なのか開業医なのかでも大きく年収は異なってきますので、医師という資格はどのあたりが基準になるかが難しいところです。

参考値として、平成28年度の賃金構造基本統計調査によると、男性医師は平均1174万円、女性医師は993万円というのは全年齢の平均値になっています。

ただ、私の病院では、上記のグラフよりもう少し勤務医の年収水準は高い気がします。

もちろん、地方の病院での年収水準としてですが。

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2.看護師

医療業界の中では一番の資格者数を誇るであろう看護師。

医師は医療行為や検査の指示など、医師の指示がないと病院が動かないくらいに重要な資格でありますが、看護師も同様に、病院には欠かせない資格です。

というのも、病院では看護師の必要配置数というものが決まっており、看護師の配置人数によっても病院の収入は大きく代わってきます。

また、病院内でも最大の人数を誇ることが多いので、看護師のトップである看護部長は病院運営上でもかなり重要ポストの一つにもなります。

そんな看護師の年代別年収がコチラ

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看護師の年収も、どういった種類の病院や施設で勤めるかにもよります。

また、夜勤に入るかどうかでも大きく変わってきます。

私の病院でも、上記のグラフに割りと近い感覚です。

ただし、鹿児島県自体は看護師が割りと充足している地域になるので、看護師が少ない地域や都市部ではまだ平均値が高くなると考えられます。

聞いた話では、都市部から鹿児島の病院に就職すると年収ベースで2割3割下がったということも聞いたことがあるので、鹿児島県自体は全国的な水準と比較すると看護師の年収は低いようです。

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3.理学療法士、作業療法士

先日も紹介した理学療法士と作業療法士。

今一番増加率が高い資格ではないでしょうか。

病院によっては看護師に次ぐ人数を占めているところもあります。

予防や疾病後の回復に力が入れられている今、各病院や福祉施設でも需要が広がってきている資格でもあります。

そんな理学療法士、作業療法士の年代別収入がコチラ

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前回掲載したグラフと同様です。

資格者の平均年齢が若いこともあり、全年齢の年収は看護師よりは低くなっています。

私の病院でも、看護師と同等か少し下がるくらいの年収なので、グラフ通りの年収水準なのかなと感じます。

4.薬剤師

薬剤師も雇用されている病院や調剤薬局、ドラッグストアといった形態で年収が変わりやすい職種です。

一般的には調剤薬局では薬剤師が資格者として一番必要なポジションになるので、調剤薬局の年収水準は高いと聞いたことはあります。

また、病院でも薬剤師は必要人数が決まっていますし、病棟に一人づつ配置したら加算がつくなど、チーム医療が推進されている今薬のプロとして大切な資格者になります。

そんな薬剤師の年代別年収がコチラ

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やはり、医師に次ぐ難関資格であることもあり、年収水準は他の資格者よりも高い水準になります。

私の病院では、もう少し年収水準が高い気がします。

30代半ばでは600万円を超えていてもおかしくないくらいに感じますが、上記グラフは全体の平均値になるので、勤めている場所で大きく変わってくると思われます。

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5.放射線技師

放射線技師は検査をする際には欠かせない職種です。

レントゲン、CT、MRIと体に出来る限り負荷をかけずに体内の検査をするためには現代の医療で欠かせない医療機器で、そんな医療機器を専門に取り扱うのが放射線技師ですね。

仕事上どうしても微量の放射線を浴びることになり、気になる人にとっては少しそういった仕事上のリスクが気になるようですが、放射線技師の方に聞くとそんなに気にすることはないくらいのごくごく微量の放射線しか影響していないそうです。

そんな放射線技師の年代別年収がコチラ

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データが男性のデータしかありませんでしたので、青のグラフだけとなっています。

全体の平均を見ると、薬剤師に匹敵する年収相場になっています。

私の病院でも、グラフと同じくらいの年収相場です。

放射線を扱うリスクを持っているということもあり、比較的高い年収相場となっているところかもしれません。

6.臨床検査技師

最後に臨床検査技師です。

実は私、臨床検査技師のお仕事が謎です。

一般的には超音波の検査をしたり、心電図をとったりというのが臨床検査技師のイメージですが、どうやら採血だけは臨床検査技師もできるようで、他にも臨床検査技師の出来るお仕事って多岐にわたるようです。

その病院や施設によって臨床検査技師のお仕事は幅が広いようなので、どれが臨床検査技師の専門だって言いにくい。

そんな臨床検査技師の年代別年収がコチラ

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年収相場的には看護師より少し高いくらいですね。

ただ、私の病院でも臨床検査技師自体の人数が少なく、年収の幅もそれぞれ広くてどの程度が平均的な水準にあるかわかりません。

推測として、臨床検査技師として勤めている施設や業務内容により大きく年収水準がかわるだろうと思います。

まとめ

今回データとして取り扱ったのは政府の統計として発表されている全国の医療資格者の平均値です。

それぞれの医療資格も、どういった施設で働いているのか、どんな業務を行っているのか、どういった雇用形態なのかで収入も大きく変わってきます。

各医療者の年収水準に届いていない人は面白く感じないかもしれませんが、その分自由がきく、勤務条件が厳しくない等の年収以外の条件が恵まれていることもあります。

あくまで、全国の資格者年収として一つ参考にしてもらえたらいいなと思います。

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