今日は1ヶ月半に1回の通院日。
特別な検査やらもなく、採血のみの受診ですが、この通院で今日も生かされてます。
生きてるって素晴らしい!!
そんな本日は、主治医の先生との会話の中でちょっとした健康診断に対してのお話ができました。
というのも、普段は自分の病状の話くらいしかしないので、こんなにお話してくれる人なんだと少し驚きも含めてのお話です。
もうね、簡単に結論から言うと、便潜血は意味がない検査だそうだ。
便潜血の検査は35歳になると会社の健康診断メニューで入ってくると思うんですけど、これってどこもしますよね??うちだけ?
ま、いいか。
便潜血って結果が出るまでどきどきしませんか?
便潜血で反応が出ると次は大腸カメラで検査してみましょうという流れが健康診断の一般的な流れかと思いますが、その大腸カメラも前日から準備したり、当日は大量の下剤を飲まないといけなかったり、お尻からカメラが入るしで、なかなか時間的にも精神的にも体力的にも消耗します。
だから、できれば便潜血で反応が出ないことを祈っていたわけですが・・・私の主治医曰く、「便潜血?あの検査意味ないよ。」という回答。
続けて、「私は便潜血の検査受けてないし。」
ちなみに、この主治医の先生は消化器内科の先生なので、消化器のことに関してはスペシャリストの先生です。
しかも、医者としてもベテラン。
その先生が便潜血は意味がないと。
もちろん、便潜血の検査はしないけれど、大腸カメラはしっかりご自分でも受けてます。
では、どうして便潜血が意味ないのか?
主治医の先生が話した内容では「便潜血だけでは正確な検査にはならないから」というのが先生の考え。
便潜血自体が大腸がんを早期に発見するための検査の一つと考えられがちですが、正直便潜血で反応があろうがなかろうが、正確な検査ではないので、大腸カメラをしないと大腸がんの早期発見にはつながらないということらしい。
便潜血で反応が出て大腸カメラをして、大腸がんが見つかりましたという流れで見つかることもあるだろうけど、たまたま長期に便潜血で反応が出ていないからその間大腸カメラを受けなかったとしても、便潜血だけで大腸がんが発見できるわけではないから、医者としてはやはり大腸カメラでしっかりと診ない限りは便潜血を有効な検査として認めにくいみたいです。
ちなみに、わかっている人たちの間、つまり医師の間では共通の認識ということでした。
便潜血の反応がなかった、だから大腸は大丈夫!!という考えは危険。
便潜血で反応がなかったから、ではなく、定期的に大腸カメラをして直接先生に診てもらうのが本当の安心です。
健康診断って、前日は検査に引っかからないように食事や生活を気をつけて、いざ当日に望みますが、そもそも普段の生活をしている状態が当たり前なので、前日だけ気をつけていても意味がないですし、引っかからなかったことで安心をしているわけですが、実際はしっかりした検査まで行っていないとすれば、本当に安心できるわけでもありません。
あまり病気のことばかりを気にして、そのことに心がとらわれているのも健全ではありませんけど、年に一回のことなので、年に一回くらいは念入りに検査をしたいですね。
参考までに、今日の話の時に胸のレントゲンの話も出てきました。
このレントゲン検査は年令に関係なく全員受けていると思いますが、この胸のレントゲンもできれば5年に1回くらいはCTで検査を取ったほうが効果的らしく、毎年のレントゲンだけでは少し検査として物足りないというようなことも言っていました。
検査もお金がかかることだったりするので、どこまで検査するのかということもありますが、人体のプロである医者の言っていることは信じた方がいいのかもですね。
あくまで、私の主治医としての考えなので、別の先生に聞いたらまた違う回答もあると思います。
最近は医療系の記事は注意が必要なので、今回の話は私が受診している先生が話してくれた内容として書いておきます。
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