ブラック病院の見分け方10のポイントを真っ向から検証する



ある雑誌の特集記事でおもしろいの見つけた!!

『ブラック病院の見分け方のポイント』

ちなみに、ブラック病院とは病院としての医療技術ではなく、労働環境として劣悪でその結果として医療サービスの質を疑うような病院という認識の様子。

たしかに、労働環境が整っていないと医療サービスにも余裕はない、余裕が無いとミスが増えるという悪循環が起こることは想像できますが・・・この特集記事はおもしろかった!!

ほとんどこじつけ。

もちろん、地方の病院と都市部の病院という違いはあるでしょうが、読んでてほとんど『う~ん??』

としか思いません。

だから、ここで『ブラック病院の見分け方のポイント』を現実的に検証します!!

目次

チェックポイント1 話しかけても看護師が止まらない

病院の人員構成の大部分を占める資格なので、看護師さんは病院の鏡とも言えるでしょう。

ただし、病院ごとの役割によって看護師さんの就労環境も異なります。

急性期といわれる手術をガンガンして救急を受け入れている地域の治療の最前線で展開している病院の看護師さんであれば余裕もないことでしょう。

話しかけても気づかなかったということもゼロではないでしょう。

しかし、これは病院がブラックだからではなく、『そういう役割の病院』で働いているということです。

だからといって、話しかけても無視をするのも問題外ですが、とにかく病院にはそれぞれ地域における役割があって、その労働環境は大きく異なるのです。

急性期の病院以外にも回復期や療養といった役割を担っている病院もありますが、こちらの病院群であれば、まだ看護師さんの業務に余裕がある場合が多いです。

なぜなら、一刻一秒に患者さんの状況が変化しやすい急性期の病院に対して、回復期、療養といった病院の患者さんはこれから回復していく患者さんや比較的病状が安定している患者さんがほとんどなので、大きく業務が変化することがありません。

その時その時の判断が求められる環境と大きく状況が変わらず安定している環境。

どちらが落ち着いて働けますか?

話しかけても看護師さんが止まらないなんてチェックするポイントにはなりません。

もちろん、看護師に接遇教育をしてあるかもあるかもしれませんが、ポイントとしてそこだけを見るのは違うでしょ。

チェックポイント2 看護師の髪がボサボサ

え~と、これって、個人の問題ではないでしょうか。

女性であれば、しっかり整えている人は忙しい就労環境でもしっかりと整えています。

しかも、病院には看護師の配置基準というのがありますから、そもそも特定の病院は看護師が少ないということはほとんどありません。

看護師が少ないということは基準を満たしていないということで病院であることもできませんからね。

看護師の髪がボサボサだからブラック病院?

笑っちゃいます。

衛生的にはよくない、見た目も良くないので、病院として社員教育は必要でしょうがね。

チェックポイント3 ナースステーションが静か

これもその病院の役割で違います。

急性期の病院は医療機器の電子音がずっとなっている、呼び出しの音楽がなっている、ステーション内の動きも多い、むしろ看護師さんにとって大変な環境で余裕のない急性期病院の方が騒がしく、回復期や療養といった病院のナースステーションの方が静かです。

急性期病院だと看護師さんに声をかけづらいというのは私の経験上でもあります。

もしこの基準であれば、急性期病院のナースステーションは騒がしいのでブラック病院ではない、回復期、療養の病院はナースステーションが静かなのでブラック病院ということになります。

『ナースステーションが静か』という基準で判断すると矛盾しちゃう。

チェックポイント4 食事、掃除、事務等を外部に委託している

一番おかしかったのがコレです!!

食事、掃除、事務を外部委託しているのは・・・むしろ普通。

半数以上の病院はこの辺外部委託してますよ。

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出所:医療関連サービス振興会

事務はまだ外部委託少ないですけど、食事、掃除は外部委託している方が当たり前なくらいの割合です。

他の業務も見て下さい。

半数以上が外部委託している業務が多いでしょ。

病院にとって、利益を出すには売上上限が診療報酬によって決まっているので、費用を削減することが病院の利益を出すことにつながります。

そこで、それぞれの業務を外部委託にすることで、より専門性を持った業者がその業務を担ってくれるので、病院としてはかえって費用を落として、管理の質も高めることができる部分もあります。

病院の仕事は病院本来の業務から、施設のメンテナンス、医療機器のメンテナンス等多岐に渡っているので、すべての業務を自前で準備するには人の手当も大変になります。

外部委託が多いからブラック病院だと、その辺りにある病院はすべてブラック病院になっちゃいますよ。

病院は公益性が高いので利益を出してはいけないようなイメージがあるのでしょうが、利益が出ていない病院ではより最新の医療機器も準備できなければ、医師も看護師もその他医療職も雇用することができません。

病院は利益を出してはいけない、そんな理想はありえません。

利益を出して、医療機器を整えて、医師、看護師、医療職を揃えていく。

これが地域の医療を守っていく上で大切なことです。

チェックポイント5 医師が看護師に命令口調

これも『う~ん??』です。

病院は医師が指示をだすことで初めて看護師も、放射線技師も、薬剤師も、全ての職種が業務を担うことができます。

つまり、医師がいなければ病院は動かない。

イコール、医師は一人ひとりが社長のようなもの。

医師が看護師に命令口調なのは指示を出す側として当たり前です。

もちろん、医師が全てとは言えないですし、人として難しいと感じる人が多いのも事実ですが、医師という資格を持っている以上、『社長』としてチーム医療を動かすのは医師なのです。

命令口調に聞こえることに違和感を覚える人もいるかもしれませんが、病院も一つの会社で一つの組織なのです。

会社の社長は部下に命令して組織は動きますよね。

病院も同じです。

医師が命令して医療職の組織は動くのです。

チェックポイント6 医師が触診をせず、パソコンの画面ばかりを眺めている

これも、患者側として印象の問題ですね。

医師の口調が強い人だと気持ちが落ちてしまう患者さんもいるでしょう。

また、医師の口調が優しい人だと患者として好印象を持つ人もいるでしょう。

しかし、医師としてどちらが優秀なのかはわかりません。

医師が体を触って確認してくれたから大丈夫と思い込むのもいいでしょう。

一方、医師が体は触らなかったけど、しっかりと検査機器で確認をしてくれたということもあるでしょう。

どちらがより安心かと言えば、検査機器で体の状態を確認してもらった方が安心ですよね。

私の主治医も比較的パソコンばかり見ています。

パソコン上の血液検査の結果で体の状態を掴んでくれています。

また、入院中も病室にはあまり顔をだすことはありませんでしたが、各検査結果を見てパソコン上で判断して、必要に応じて患者の精神面や表情を確認しに病室に来ているようでした。

パソコンの画面ばかり見やがって~なんて思ってしまうこともあるかもしれませんが、ここではブラック病院とは関係ないポイントです。

チェックポイント7 2分以下のスピード診療

3時間待って診察時間は2分というのは聞いたことありますが、これも短いから悪いってわけでもありません。

1時間かけて診察して処置ができる医師と2分で同じような診察、処置ができる医師だとどちらが優秀ですか?

これは経験値の差もありますよね。

待たされた時間に対してのサービスの提供時間ということを考えれば、一言言いたくなることもわかります。

しかし、時間をかければよりよい診察結果と処置ができるわけでもないので、診察時間の長短はまったくブラック病院と関係ありません。

むしろ、私は診察時間が短いほうがうれしいですけどね!

というより、病院の役割は外来患者さんを診察することは病院の大きな役割ではありません。

むしろ、入院の必要がある患者さん、入院している患者さんを診察して処置することが病院の仕事なので、医師のマンパワーとして外来よりも入院により手厚く振り分けたい実情もあります。

チェックポイント8 医師の白衣が汚れている

これは、嫌ですね。

さすがに白衣が汚れたままいる医師がいたら・・・ブラック病院かもしれません。笑

多くの病院では衛生的にも見た目的にも院内の環境はきれいにしていることが当たり前です。

そこにきて、医師の白衣が汚れたままであれば、そんな当たり前のことにもお金をかけることができない病院なのではないかと私でも疑います。

これに関してはあってるかもしれません。

チェックポイント9 医師が患者の名前を間違える

これもどういう間違いかによります。

たまたま医師が患者さんの名前を言い間違えたり、他の患者さんと勘違いしていたというくらいなら人としてないとはいえません、たまにはあることでしょう。

しかし、カルテ上等で患者の名前が間違えていれば、その病院の管理環境を疑います。

患者さんを間違えないことは基本中の基本なので、院内で動いているカルテや伝票などの氏名が間違っていることは絶対にあってはならないことです。

医療ではたまたま間違っていたということが大きな問題つながることは日常茶飯事の世界です。

もしも、カルテ上、伝票上で氏名が間違っているようなことがあればその病院ブラックかもしれません。

チェックポイント10 1人の医師が4つ以上の診療科目を担当している

これも私は怖いですね。

私が幼い頃は近くのクリニックで4つくらい診療科目を標榜しているのに、医師は1人だけということもありましたが、最近の医療はより一つ一つの部位に専門性が高くなってきています。

外科といっても、消化器を専門にしている、呼吸器を専門にしている、循環器を専門にしている等、より自分が得意としている領域が別れているのが最近の状況です。

整形外科さえも、股関節が得意、肩関節が得意、脊椎が得意等同じ診療科目なのにさらに細かく専門分野が別れてきてますから、1人の医師が4つ以上の診療科目を担当しているというのは、その医師、神かもしれません。笑

医師の中には総合診療医という体全体を対象として診察する医師もいますが、病院に在籍している医師で4つの診療科目を担当している医師がいるとすれば、セカンドオピニオンくらいはしてた方がいいかもしれませんね。

まとめ

ブラック病院の見分け方、おもしろかったです。

病院内部で働いている見えていない注目ポイントがあるな~というのから、さすがにこれはこじつけだろうと思うものから、実に面白い。

注意しないといけないことは、患者さんの目線ということで考えると、今回上がってきているポイントは改善していった方がいいポイントではあるんですよね。

実情を知っているからこそ病院側の視点を書けますが、それって病院側の事情であって患者さんには関係ないですから。

よりよい医療の提供という目的としては大切な視点です。

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