支払督促出したら異議がでて訴訟に進んだ話

前回支払督促を出したら初めて異議が出された話をしましたが、その続編です。

未収金の回収でわかった支払督促の使い方

支払督促から異議が出された

支払督促を出して、いつものように受け取ってから2週間経過後に仮執行宣言申立書の提出準備をしていましたが、思いもよらず初めての異議が相手側から提出されまして、初めての経験にドキドキしながら当日を待っていた私ハヤスズ。

今回の場合は事前に証拠となる資料も支払督促時に裁判所へ証拠書類として提出していたので、異議が出た後も訴状を作成する必要もなく、追加の印紙と切手の払込でスムーズに訴訟へ進みました。
支払督促を提出する際には、後からの面倒を避けるために証拠書類を事前に提出しておく方が面倒が無いですね。

以前に少額訴訟の経験もあったので、一応支払いの条件だけは決めて、当日は少額訴訟のような丸テーブルを囲んでアットホームな感じで支払い条件を決めるものかと思って当日を迎えたのですが・・・当日、想定外の事が・・・。

支払督促からの異議申立は訴訟扱い

当日以前の少額訴訟のときのような場面を想像して裁判所へ向かった私。

呼出状に記載されている場所が以前の少額訴訟の時に使用した部屋と異なるな~とは思っていたのですが、やはり違いました。
なんと、こんかいの会場は本物の法廷。

アレです。ドラマでよくある法廷場面のあの場所がそのまま。

原告側の席と被告側の席が向かい合ってあって、その真ん中に答弁する席。
そして、その正面には書記官と裁判官が座る席。
もちろん、傍聴人席もあるので、ドラマでしか見たことなかった会場が目の前に広がっているのです。

いや~さすがに、空気に飲まれました!

ドラマでは見慣れた法廷の場面でしょ。
だけど、実際にその場に自分達がその会場を使って裁判官を動かして、相手側と和解内容を進めていくって・・・なんとも言えないプレッシャーです。
しかも、こちらが請求している金額なんて10万円未満・・・。汗
そんな金額で裁判官並びに書記官とその法廷の使用をしてしまって申し訳ない気分で・・・。

おそらく、私の側は未収金の請求をしている原告側としてなので、請求を受けている被告側にとってはまだ相当プレッシャーを受けたでしょうね。
突然届いた督促状に異議を出したら、本物の法廷に呼ばれて、そこで自分が裁判官と話をするはめになるなんて、たまったもんじゃありません。
そんなことを想像していると、余計に申し訳ない気持ちが強くなってきて・・・自分でやったことなのに。(-_-;)

訴訟の進行について

では、当日の訴訟がどういった流れで進んだのか。

最初法廷に入ります。
その際に代理人選任届を提出。

ここで何故か弁護士が呼ばれていました。
私も相手も弁護士には何も相談していなかったのですが、裁判官と弁護士が何か確認をして、被告からの相談が出てなかったことを確認したら弁護士はすぐに法廷から退席していきました。
これはなんだったのかわかりませんでした。
分かる人教えてほしいです。

そして、原告側と被告側に別れて席に着席。

裁判官が進行していきます。

裁判官:被告側に確認しますが、支払督促の内容に間違いはなく、認めますか?

被告:はい、認めます。

裁判官:異議の中で2ヶ月に2万円ずつの返済と書いていましたが、毎月1万円ずつというのは難しいのですか?

被告:はい、子供が4人いるので、正直毎月支払いよりは2ヶ月の中で支払える時にお支払いするようにしたい。

裁判官:原告側に聞きます。被告がこのように言っていますが、支払いについてはどうですか?

原告:できれば、私達も管理をしないといけないので、2ヶ月に1回よりは毎月の支払いにしてほしいです。
1ヶ月に5,000円ずつというのはどうでしょうか。

裁判官:原告からは1ヶ月5,000円の毎月支払いという提案が出ていますが、被告の方いかがですか?

被告:その程度であれば支払いできそうです。

裁判官:わかりました。ただし、支払いが遅れると期限の利益を喪失して、まとめて一括で支払いしないといけませんが大丈夫ですか?

被告:はい。

裁判官:それでは、毎月5,000円の支払いで最後に残債を支払うということでよろしいですか?

原告、被告:はい

もう少し話したことあったような気がしますが、概ねこんな内容で裁判官が和解内容を進めていってくれます。
私は、最初法廷に入る時点で舞い上がってしまって、原告側から被告側に対して話をしていかないといけないのかな~とか、妙なプレッシャーを感じていましたが、ほぼ裁判官が進めてくれて、終了となりました。

終わった後は、原告、被告が法廷から退廷して、ここで原告と被告が近い距離になってしまうのが割と気まずい感じになるのですが、相手の方も話してみるとちゃんとした方のようで、「すいません、お金がある時にはすぐに支払います。」ということを話してくれました。

まとめ

支払督促から思いがけず本物の法廷に立つことになりましたが、ほとんど裁判官の進行で今回も和解することができました。
こちらが請求する側として圧倒的に有利なので物怖じする必要もないのですが、本物の法廷は本当に緊張しました。

ただ、支払督促から訴訟という流れが今回わかったことで、これまで支払督促と少額訴訟を請求金額で分けていたのですが、ほとんどの請求は支払督促で請求して、異議が出たら訴訟という流れに乗せて良いような気がしました。
特に相手側が近くの市町村に住んでいるのであれば。

ただ、遠方の相手に支払督促を出して異議が出たらその遠方地の管轄裁判所で訴訟することになるので、この場合は少額訴訟にしてこちら側の管轄裁判所で話をする方がいいのかもしれません。
義務を履行するべき場所の管轄裁判所で訴訟を起こすことが出来るという例外があるので、これに当てはまるとこちら側の管轄裁判所で訴訟を起こすことが出来るんですね。

法廷に入ると緊張もしますけど、ほぼ裁判官の方が進めてくれますし、支払いがないことにイライラしているより裁判所に訴えましょう。

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