賃金制度設計は誰のためか

はじめに

これは愚痴になります。
ほぼ90%以上は愚痴でしょう。

 

では、これまでの話を・・・。

私の勤める会社では現在賃金制度の見直しを行っています。
賃金の特に基本給の見直しを行なっているところです。

そんな労働者であれば誰しも反応せずにはいられない賃金制度の見直しプロジェクトに私ハヤスズも参加しています。
これ自体には、参加させてもらったことは大変ありがたいことだと思っています。
賃金制度の設計は、その会社の将来的なことまで考えた計画が必要なのはもちろんのこと、いかに制度として「納得感」のある制度設計ができるかが大切なのではないかと考えて参加していました。

しかし・・・そんな「納得感」なんてこれっぽっちもない、ただの茶番劇に参加していることになろうとは・・・。

私が今回賃金制度設計プロジェクトに参加した目的

そもそもどうして私がこの賃金制度設計に参加することになったのか。

具体的な説明は上司からありませんでしたが、とりあえず、会議の中に入ってくれと。

言われれば参加はしますが、私が考えたところでは、職員の給与計算をしている点は大きな理由の一つでしょう。
あとは、私も含めてプロジェクトには他に3名参加していましたので、おそらく、相応の役職者の中でみんながより納得感のある賃金制度設計を行おうという意志の現れかとも思っていました。

そう、最初のうちはそんな淡い期待をしてプロジェクトに参加していたのです。

これまでの経緯

当初は職員一人ひとりの支給給与のデータをコンサルタントへ提供します。
さすがに、内部だけで行なっていくのは難しい部分もあるので、コンサルタントの協力も一部受けたところです。

そして、個人のデータを基にして、検討材料となる資料を作成します。

私の会社では資格社会となっているため、一般的な会社よりも賃金制度自体がやや複雑になります。
それは、資格ごとに需要も異なり、需要が異なれば賃金の設定も資格の分増やしていかないといけないため、最終的には13パターンもの賃金表となりました。

そして、資格がはっきりとしてい職員にはそれにあわせた賃金表を今後適用させていくことになります。
この資格者の賃金制度設定はわりとスムーズに進みます。
基本的には、一番給与水準が高い人に合わせて、そこから下の層に落とし込んでいき、下限値については新入職員のスタートの基本給を当てはめれば概ね賃金表は完成し、後は微調整を加えていくとほぼ形にはなります。

しかし、一番問題となるのが我々のような事務職。

事務職自体は全体の1割程度を占める集団になっています。

ここで私がこれまでに感じていたのは、事務職に限っては上層部と下の層との賃金格差が大きすぎる。

上層部とそこから下の層の賃金格差が大きすぎて、わかりやすくグラフに基本給を反映させると、一番上の層だけが賃金額として飛び抜けていて、そこから下の層は平均的な賃金より低い水準に位置しているのです。
他の資格者の賃金表は基本的に経験年数が上がるごとになだらかなグラフになるのですが、事務職の賃金表だけは一番上の層のところだけが飛び抜けている。

形が明らかにいびつなんです。

これは一民間企業なので、上層部がそうとして決めれば、そんな形もありなのでしょう。
しかし、今回はそんな賃金制度の見直しに我々のような中間層を加えたわけです。
そこには、何か意志の表明をして、納得感のあるものを作ろうという目的があるのだろうと期待していた自分がいたのです。

そんな淡い期待は見事に消え去りました。

賃金制度設計は誰のためのプロジェクトだったのか

賃金制度の設計は、どうやら私が想像していたものとは異なるようです。

一番の目的は、事務方の上層部が自分達の仕事をしやすくするためだけの賃金制度設計。
それ以外には何の意志も含まれていない、ただそれだけのプロジェクト。

これには正直怒りを隠せません。

もしもそれだけの目的で行なったのならば・・・我々中間層をそもそもプロジェクトに引き込むなと。
中途半端に我々がそこに入ってしまっていることで、あたかもいろんな層が納得できる賃金制度設計を行ったような形になってしまう。
我々は一切納得した、納得できるような賃金制度となっていないのに、表向きには納得したような賃金制度が設計されてしまっているかのように・・・。

さらに、自分達事務職の賃金基準も一切改善されていない。

大幅に上げろ!とか乱暴なことを言うつもりはないが、このいびつな形になっている事務職こそ基準を整えるべきではないか。

また、上層部は自分達の賃金には興味はあっても、それ以下の層の賃金については「コスト」という意識しか持っていない。

人件費は「コスト」であることには間違いない。
しかし、一人ひとりには生活があり、賃金が増えることで一人ひとりのやる気が上がり、人の確保がしやすくなり、生活水準が上がることで一人ひとりの笑顔が増えるのであれば、いびつな形を整え直すのと同時に全体的な賃金水準の変更も必要ではないか。
ただただ「コスト」としか考えられていない、見られていない状態には寂しい気持ちとそれだけの関係性でしかないという残念な気持ちでしか無い。

我々中間層以下にまだできることはないか

ここまでで、どれだけ意味のないプロジェクトに参加させられたかはおわかりいただけたでしょう。

もしかすると、勉強の一環ということで参加させたと言われる可能性もありますが、まったく勉強なんてこともない話です。
ただ、コンサルト上層部の打ち合わせに付き合わされたとしかいいようのない会議。
事務作業を依頼されて、その準備だけをしていた会議。
すべては、つきあわされていただけのこと。

しかし、我々も何か傷跡を残さなければ、このまま引き下がっているだけでは何も残せません。

幸いに、私自身は役員クラスへ直接モノを言えないわけではない。

・・・ということで、このコネクトを使いたいと考えてます。

今回のプロジェクトに参加しての意見として、直接訴える方法を取りたいと。
結果、風当たりが強くなることも予想されますが・・・そのプロジェクトに参加したことの傷跡を中間層の意地として残してやろうではないかと。

そして、今回の意地がどこかで反映され、事務職全体の処遇が控除されることを願って。

やってやる。

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