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がん保険に加入したくなった
最近、自分の年齢もそれなりに上がってきたということもあってか、身近な人でがんにかかったという人のことをチラホラと聞くようになってきました。
テレビではよく有名人ががんで亡くなったとか、人からのまた聞きでがんが見つかったとか、治療しているとか、そんな話を聞くことはありましたが、自分の身近な人でがんについての話を聞くとずいぶんリアルなものになります。
そんなこともあり、何ヶ月か前からかずっとがん保険への加入をずっと考えていました。
私の年齢も今30代ですが、40代、50代となるにつれてがんの罹患リスクも上がってきますし、そろそろ入っていてもいいだろうと。
それに、がんの治療にもお金かかりますよね。
最近では入院期間は短くても、その後の治療にお金がかかって、治療したくてもお金が払えないという話も聞くことがありますので、なおさらがん保険の必要性を感じていたのです。
しかし、私には問題が・・・。
それは、持病でがん保険に加入できるかがハッキリしない。
保険は健康な時に入っておかないと、なにか持病を抱えているととてつもなく入りにくくなるのが保険ってやつです。
そして、病気になってから初めて保険の必要性を感じるけれど、その時には加入させてもらえないってやつが保険です。
果たして、そんな持病持ちの私はがん保険に加入することができるのか。
とりあえずネットでシュミレーション
ひとまず、今の年齢でがん保険に加入するとどのくらいの保険料になるのかネットの計算ツールで計算してみました。
すると、通常のがん保険であれば月々2,000円~加入できるようです。
また、最近では緩和型のがん保険も出てきていて、なんと、がんに一度なっていても一定条件でがん保険に加入できるんだと。
それだけがん治療も医療の質が向上してきたということなんでしょうね。
個人的には、緩和型のがん保険であれば、なんとか加入できるんじゃないかと試算したのですが、やはり緩和型の保険は保険料が通常の保険料より高い。
月々にすると通常の保険料にプラス1,000円くらい高くなる。
まーこれくらいであれば、持病もあるわけだし仕方ないのかな~とは思いながらも、できれば通常のがん保険に加入をして保険料を少しでも抑えたいな~と、悶々として過ごしてきたこの数ヶ月。
そして、つい先日職場でたまたま保険代理店の方と話す機会があったので、個人的な話としてがん保険の加入について聞いてみました。
持病持ちでも緩和型ではないがん保険に加入できた
ハヤスズ:「すいません。すごく個人的な話になるのですが、持病があってもがん保険入れますか?」
保険屋:「どういった病気かにもよりますが、告知の内容に表示してあることに引っかかっていなければ、持病があっても加入できると思います。」
ハヤスズ:「!!」
「ちなみに、○○○○病という持病なんですが・・・。」
保険屋:「え~と、確認させてもらって、後日ご連絡します。」
・・・翌日
保険屋:「ハヤスズさん、持病というよりは、告知事項に書いてあることに引っかからなければ、やはり加入は問題なさそうです。」
ハヤスズ:「ということは、持病があっても、通常のがん保険に加入できるんですか?」
保険屋:「そうですね。早速、明日にでも見積書を持っていきます。」
・・・翌日
ハヤスズ、通常のがん保険に無事加入
通常のがん保険と緩和型のがん保険ではどのくらい保険料が変わるか
今回私が加入したがん保険の保険料は月々約3,200円。
これと同じ内容で緩和型のがん保険で試算すると、月々約5,000円~。
やはり、緩和型のがん保険だとリスクが高くなる分、保険料も高くなってしまいます。
自分の命には値段はつけられないものですが、同じ内容であれば、できる限り保険料は抑えたいですもんね。
ちなみに、今回私が加入したがん保険は、外来通院治療のときの保障を重視しています。
どうして外来通院治療を重視したのか
外来通院治療を重視した理由は、最近テレビでも耳にすることがある「ながらワーカー」。
がんになっても上手に付き合って、仕事を続けながら治療をしていくということですね。
実際に、がんになって、入院、手術となっても、入院期間ってそんなに長くはありません。
しかも、入院期間は高額療養費の適用となると、個室などを利用しなければ、月々の診療費は一般的な収入のある方なら月々10万円程度です。
一方で、入院後、外来治療で通院し、抗癌剤治療等になると外来通院でも月々万単位で診療費が発生します。
一般的な医療保険では入院後の通院1回の保険金は5,000円~10,000円程度と、抗癌剤治療を続けるには少し物足りない保障となっています。
この、少し物足りない部分を今回埋めてくれるのが先日加入したがん保険になります。
がん保険には抗がん剤治療特約、ホルモン治療特約、それに通院だけでも保険金が出るという外来治療の診療費に手厚い保障が準備してあります。
通常は、入院したときの保障を気にしがちですが、最近は「外来でできるものは外来で通院治療」というのがスタンダードになってきているので、特にがん治療についてはこの流れが定着してきています。
がんになった時に重視しないといけないのは、入院中のことよりも外来で通院しながら治療していくときの保障をよく考えておかないと、治療をしたいけど治療費が出せないというような不幸なことになりかねません。
まとめ
まだ年齢が若いうちはあまり見向きもしなかったがん保険ですが、持病があると入りにくくなるのが保険です。
若いうちだからこそ安い保険料で加入もできるので、医療保険も大事ですが、治療にお金がかかる、そして、2人に1人は罹患するがんに備えた保険には入っておきたいですよね。
ただ、考え方として、保険に入らず、保険に入ったつもりでそのお金を積み立てておけばもしもの時にもそこから治療時のお金や生活費を捻出することができるという考え方もできます。
自分でお金のコントロールがしっかりできる方には保険ではなく、自分の積立で備えておくというのもいいのかな~と思いますが、私は「保険で備えている安心感」が欲しいと思ったので、今回がん保険に加入する流れになりました。
今回、がん保険が気になったぞ!!って方は、一度保険屋さんに相談するもよし、ネットで検索してみるもよし、たまには考えてみるのも良いですよ。
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