日本のキャッシュレス化における課題を実生活でまとめてみた

キャッシュレス化界隈が最近騒がしい

最近キャッシュレス化界隈がずいぶんと騒がしい。
巷では『◯◯ペイ』という言葉をやたらと耳にするようになってきた。
パッと思いつく限り『ApplePay』『楽天ペイ』『AmazonPay』『LINEPAY』『OrigamiPay』と、とにかく『PAY』がつく決済ツールがどんどんと出てきている。

個人的にはキャッシュレス化賛成派なので、どんどんキャッシュレス化していくといいなと思っています。

しかし、急に『PAY』がつくツールばかりが増えてきたので、どの『PAY』がどこで使えるのか、どうやって使うのか、どんなメリットがあるのか、デメリットがあるのか、正直キャッシュレス化好きな私も追いついていないところがある。

少し調べてみると、とりあえず共通していることは、決済するためにクレジットカードか銀行かに連携されていて、スマホのアプリであったり、他社のECサイトでも決済ツールのアカウントを入れれば決済できたり、簡単に決済ができるツールという認識でまずは間違いがないのかと。

そもそも、どうしてこんなにキャッシュレス化が賑わっているかというと、どうやら日本のキャッシュレス化はずいぶんと世界では遅れを取っている様子。
ネット上の情報では、日本のキャッシュレス比率は20%程度。
他の国ではどうかというと、韓国では9割以上キャッシュレスになっていて、アメリカでは5割程度、ドイツは日本と同じくらいでキャッシュレス化から遅れている。

とりあえず、日本のキャッシュレス化は世界的には遅れている。

次に、キャッシュレス化が遅れていてなにか問題でも?となったので、キャッシュ(現金)決済が多いと考えられるデメリットを考えてみました。

1.レジ対応が煩雑になる

現金決済が一般的だとレジ対応も現金のやり取りをする手間は当たり前に見えるけれども、キャッシュレスだとそもそも現金のやり取りがなく、現金を扱う手間がない。

2.現金の受け渡し間違い

コンビニでバイトをしていたこともある人間として、現金の受け渡し間違いは少なくない。
今は自動でお釣りも出てくる器械を導入しているお店もあるが、手動で対応しているお店が多い中、現金の受け渡し間違いは普通にある。

3.お金の流通コストがかかる

日本にいるとどこでもATMがあって、現金を下ろすことにはそうそう困ることはない。
しかし、ATM一台を維持管理するにはそこに維持管理コストがかかっていることを見逃せない。
とあるデータによると日本におけるATM維持コストは年間2兆円を超えているらしい。
日本の現金社会を維持するために、2兆円というコストが発生している。

4.資金の流れがうやむやになる

これは良くも悪くも現金だと記録が残りにくい。
個人的にこれが都合がいい人もいるかもしれないけれども、現金で200万のお金をおろして、それを誰かに譲った時、本来であれば贈与税が発生するところ、現金には記録が残らないので、現金を受け取った本人が申告をしないと脱税することも難しくない。
国としては一番問題。

5.海外からの旅行客が面倒する

外国人がよくくるようなお店ではだいたいクレジットカードなどのキャッシュレス対応をしているが、現金しか扱えないお店であれば外国人旅行者が来ても自国の通貨を日本円に替えてもらう等の対応が必要。
外国人旅行者が増えてきた昨今機会損失の可能性も出てくる。

どれも、日本に住んでいると当たり前にしていることが、実は外国から見ると不便であったり、効率が悪かったりするので、『現金決済する意味とは?』という視点でこれからの決済を考えてみないと、キャッシュレス化する意味は案外見えにくい。

キャッシュレス化するデメリット

続いて、キャッシュレス化するメリット、デメリットとは。

まずメリットは、先程上げた5つの現金決済のデメリットは一気に解決する。

デメリットは、キャッシュレス化するには決済システムを理解しないといけない。
現金であれば、現金を支払えば目の前の商品が手に入るが、キャッシュレス化であればクレジットカード、デビットカード、電子マネー等を利用して決済をすることになる。
眼の前の商品が手に入ることには変わりないが、決済ツールを利用する仕組みを一通りは理解しておかないと、ついカードを使いすぎてしまったりする可能性は残る。

また、クレジットカードの情報を盗まれたりすることもある。

使える場所が多いクレジットカードをどこでも使っていると、時に悪意の人間がクレジットカードの情報を盗み取り、自分の知らない支払いに自分のクレジットカードを使われたりする可能性もある。

以上のことを押さえて、前置きが長くなりましたが、キャッシュレス生活を心がけているハヤスズが実生活で感じるキャッシュレス化への課題をまとめてみました。

キャッシュレス化への課題

1.レジでいちいちカードで決済するやりとりが地味に面倒

現金で決済するときは、現金を出せば当たり前に店員さんが現金を預かってレジに打ち込みしてお釣りと商品が渡されますが、カードで決済する場合、電子マネーであれば『iDで支払います』『quickpayで支払います』というやり取り、クレジットカードであれば、『1回払いで』からの、『レシートにサイン』という流れがあります。

このやり取りが、意外と面倒です。

現金出して、お釣り受け取って、という流れよりはまだマシですが・・・この『〇〇で支払い』と伝えるのが、個人的に好きじゃありません。
サッと支払って、サッとお店を出る、という流れをしたいのに、その流れの中でこのやり取りはキャッシュレス化したスマートさを感じられないのが嫌なところです。

2.電子マネーの現金チャージが地味に面倒

交通系流通系などの電子マネーで支払いをする人も都市部には多いと思いますが、この電子マネーへの現金チャージが嫌いです。
現金を電子マネーに替えているというのは、一度一定額をカードにチャージして、電子マネーとして使っているんですよ。
どこかスマートさにかけていると感じませんか。

決済する場面ではカード出してピッとして決済できますが、その前に一度現金をカードにチャージする手間にスマートさが感じられないので、嫌なところです。

なので、私が電子マネーで決済する場合には『iD』か『QUICPay』しか使いません。
なぜならこの2つは、チャージせずに決済ができるので。

ほとんどクレジットカードと変わらないような形ですが、クレジットカードはサインを求められますが、この2つの電子マネーはサインはなくてピッと端末にかざすだけです。

3.決済手段が乱立している

そもそもここが一番問題かと感じるのが、決済手段を増やしすぎて、『〇〇で支払います』ということが発生します。
つまり、決済手段自体を各社が増やしすぎです。

例えば、『Apple Pay』もスマホのアプリにクレジットカードを連携させて、店頭ではスマホを使って決済。
各社の仕様に合わせてこの決済用端末が作られているので、消費者としてはその決済手段を何で決済するかいちいち店員に伝えないとスムーズな決済が行われないことが発生しています。
これこそ自体がキャッシュレス化の課題を大きくしているように感じます。

キャッシュレス化イコール決済のスマート化ですよね。
この何かしらのやり取りが行われること自体にスマートさを感じません。

キャッシュレス化の求める形

結局、私ハヤスズがキャッシュレス化に何を求めるかというと・・・サッと選んでサッと店を出る。これに尽きます。

AMAZONが、店員さんのいないお店を出店していましたよね。
『AMAZON GO』でしたっけ。
店内に備え付けられたカメラやICタグを利用して無人で決済もその場でせずに商品を購入できるお店です。

私が求めるのはこれです。

その場で決済しないでも、しっかりとデータによって決済がされる形。
まさにキャッシュレス化です。

防犯上であったり、無人で人気がないのも不気味なので、とりあえず人は配置していたとしても、その場で決済は何もしないでもちゃんと決済ができる形になればキャッシュレス化に流れるしかないでしょ。

ただ、キャッシュレス化で現金がなくなると同時に人の仕事もなくなるのはちょっと笑えませんけどね。

日本でキャッシュレス化における課題

日本において今後キャッシュレス化が広まっていくためには、まずは、決済方法の集約化です。
とにかく決済手段が広がりすぎて、かえってスマートさを失っているように感じます。

キャッシュレス推進協議会という組織もスタートし、その中でもQRコード決済の普及と標準化がテーマになっていますが、この状況で同じQRコード決済でも規格が異なってしまってはますますスマートさに欠けますよね。

キャッシュレス化に向けての標準化、集約化が今後進んでいくと、もっともっと楽ちん便利に決済ができるようになるんですけどね。



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