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東京ガスは新電力界隈で低圧電灯供給No1
東京ガスは、その名の通り全国でも圧倒的なガス供給料を誇る、ガス供給会社としては国内No1の会社です。
その東京ガスが開始した『ずっとも電気』ですが、主に個人や個人事業主を対象とした『低圧電灯』契約の分野では他の新電力を抑えて、供給量No1となっています。
もちろん、他の既存大手電力を含めると、順位が下がってきますが、新電力の中では個人向けの電気供給契約に限定すると新電力の中では一番の供給量となっています。
とはいっても、既存大手電力を含めた順位でもそうそう見劣りしない供給量を維持しているので、電力自由化の中でそのシェアを広げているのはガス供給会社として圧倒的なシェアを誇っている強さが感じられます。
そんな東京ガスですが、『ずっともガス』と『ずっとも電気』を同時に契約した際の『ガス・電気セット割』を適用した場合、どのくらい安くなるのか比較してみます。
東京ガスの『ガス・電気セット割』のお得感
比較する上で、今回の条件です。
- 契約アンペア:40A
- 電気使用量(1ヶ月):450kwh
いつも利用している条件で、月の電気代を計算します。
こちらが東京ガスのずっとも電気料金単価表

こちらが東京電力の料金単価表

前回調べたときと比べて、電気代単価がアップしていますね。
東京ガス電気料金
基本契約40A基本料金:1,123.20円
セット割割引:▲270円
適用基本料金(月):853.2円
電気使用料金:140kw✕23.24円=3,253.6円
210kw✕23.45円=4,924.5円
100kw✕25.93円=2,593円
電気使用料金合計:10,771.1円
一月の電気料金合計:853.2円+10,771.1円=11,624.3円
東京電力電気料金
基本契約40A基本料金:1,123.20円
電気使用料金:120kw✕19.52円=2,342.4円
180kw✕26円=4,680円
150kw✕30.02円=4,503円
電気使用料金合計:11,525.4円
一月の電気料金合計:1,123.2円+11,525.4円=12,648.6円
東京ガスと東京電力の料金メニュー差額
東京ガス電気料 11,624.3円
東京電力電気量 12,648.6円
電気料金差 ▲1,024.3円
東京ガスのガス代と東京ガスの電気をセットで契約することで10%近い割引を実現することができます。
これに、東京ガスが展開するパッチョポイントが1,000円に対して15ポイント付与されるようになっているので、ポイント分も含めて考えるとさらに大きな割引が実現されます。
東京ガスと東京電力の電気比較表

熊本電力の電気代と比べるとどうか
では、私が今一番電気代が安くなると信じている熊本電力と比較するとどうなるか。
これも見てみないといけませんね。
では、熊本電力の料金単価表

熊本電力電気料金
基本契約40A基本料金:898.56円
電気使用料金:200kw✕23.4円=4,680円
100kw✕17.55円=1,755円
150kw✕23.42円=3,513円
電気使用料金合計:9,948円
一月の電気料金合計:898.56円+9,948円=10,846.56円
出た!
単純に電気代だけの戦いでも熊本電力がその圧倒的な低料金を実現しています。
熊本電力と東京ガスと東京電力の電気比較表

東京ガスも魅力的
またしても熊本電力の電気代の安さを際立たせていますが、東京ガスの電気代も魅力的なプランです。
ポイント分も考慮すると10%を超える割引も期待できますし、なにより、電気とガス料金が一本化されます。
また、東京ガスはネット事業も展開しているので、ネット環境も同時に東京ガスで契約をするとさらに割引が適用されるというトリプルセット割も可能となるので、さらにさらにお得にというのが東京ガスで電気契約をするメリットになります。
以上の内容から、東京ガスという知名度、信頼感、安心感、それに加え既存のガス契約者にセット割としてお得感をPRできる、ネット契約も一緒にするとさらにお得、といういくつもの要因により東京ガスの電気契約料が新電力会社の中でも飛び抜けていることが理解できます。
東京ガス
熊本電力
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