京都の僧侶が中心になって動き出している『おてらのでんき』

『おてらのでんき』とは

低圧電力の自由化が始まって以来、新たに作られる新電力会社は未だに増え続けていますが、一方で、熾烈な戦いに敗北して退場していく新電力会社も珍しくなくなってきたこの頃。

なんと、電気とはまったく関係ないお寺の僧侶のみなさんが始める『おてらのでんき』。

運営会社は『TERA energy株式会社』という株式会社です。

なんと、早々とホームページもできてましたよ!

おてらのでんきHP:https://www.tera-energy.com/

2019年1月からサービス開始なので、今はホームページも準備中ですね。

どうして僧侶のみなさんがここにきて電力会社を設立したのか!?

背景として考えられるのは減少する檀家さんからの収入を補完し、お寺の運営を継続させていくためではないかとか。

収益事業と僧侶の皆さんのお仕事はどうも結びつけにくいところもありますが、お寺も檀家さんからの収入だけではお寺の維持ができなくなってきているということでしょう。

人がいなくなってくるとこういったところにも影響が及ぶということですね。

営業が始まって、どういった料金プランにしているのか楽しみです。

僧侶のみなさんでも運営できるようになっている新電力

それにしても、いよいよ僧侶の皆さんでも新電力が運営できるようになるって、新電力の運営ってずいぶんと敷居が低いんだなって感じてしまうのは私だけでしょうか。

決して僧侶の方の能力を低く見ているわけではなく、電気の取り扱いは社会に一番影響が大きいので慎重になりそうなものですよね。

それにもかかわらず、これまで電気の供給とはまったく無縁そうな僧侶の方の皆さんで会社を運営していこうというわけです。

新電力会社ってそんな感じで運営できちゃうの!?

『おてらのでんき』は福岡県みやま市の『みやまスマートエネルギー』から電気の供給を受けるそうなので、新電力のノウハウも一緒に受けることになるのでしょうが、それにしても新電力会社って思っているより簡単にできちゃうんだな~。

直接新電力会社に関わっているわけではないのではっきりとは言えないものの、おそらく新電力会社の設立自体がパックとなっているんでしょうね。

開設準備から開設後の運営までほとんどパック化されていて、そのパックになったノウハウを販売する業者もいるんだろうと。

『おてらのでんき』と名前はつけているものの、会社の動きとして、電気の供給から事務的業務のバックオフィス業務はすべて外注で、電気供給の営業だけを展開しているのがこの『おてらのでんき』なのかな。

なので、この『おてらのでんき』に携わっている僧侶の皆さんのお仕事は檀家さんを始めとした営業活動によって供給先を増やすこと。

僧侶の皆さんもいくらでも時間があるわけではなさそうですし、むしろ、普通のサラリーマンより忙しい生活をしていると思うので、僧侶を職業としている合間にできることって、このくらいでしょ。

実は副業的に事業をしているのはお寺だけではない

僧侶の方が新電力会社を運営しているって、最初は『へ~』という興味を引いたのですが、ちょっと前にもこれに似たような話を聞いたことを思い出しました。

それは、鹿島神宮の『鹿島神宮カード』

最初は『んん!?』ってなりますよね。

これ、鹿島神宮が鹿島神宮オリジナルのクレジットカードを発行しているんです。

この鹿島神宮オリジナルのクレジットカードを使用することで、ポイントが発生、このポイントが鹿島神宮で行われる行事に寄付されるという仕組みです。

直接鹿島神宮がクレジットカード事業を運営しているというより、鹿島神宮が名前の使用権を許可して、その見返りにポイントが鹿島神宮に寄付されるような仕組みでしょうか。

つい神社や寺社というのは非営利というイメージが先行してしまいますが、あれだけの敷地や建物を維持するために必要なものは資金ですよね。

京都の僧侶の皆さんが資金を集めることに苦労しだしているのと同じ様に、神社も同じような状況が発生しているのでしょうね。

その資金の調達をどこに求めるかとなると、収益事業に積極的に関わっていかないといけない、そんな時代になってきたのでしょう。

個人的には神社名が入ったクレジットカードもカッコいいなと思います!

鹿島神宮クレジットカード

まとめ

神社や寺社が積極的に収益業務に関わっていくことについて、あれだけの敷地や建物を維持しているという視点から考えると個人的には応援しています。

歴史的な建物も多いですし、何より御朱印でお世話になっていますので!!

神社や寺社が持っているあの空気感はそこを維持している人たちの努力によって維持されていることを考えると、相応の資金も必要です。

神社も寺社もこれからも地域に残っていかないといけない場所だと思います。

どちらのサービスもうまくいくといいですね!!

 

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