難病助成の対象外れたら治療も生活も大きく変わってしまう

難病助成の申請は当たり前に通るものではなかった

ヤフーニュースで難病助成の認定率が話題になっていました。

難病助成は、特に難病と言われる病気を患っていなければ全然気にならない話題かもしれません。

でも、私はこの難病助成制度によってかなり助けられている人間なのでこの話題にはかなり敏感になります。

難病助成制度は難病対象となっている疾患であれば、申請を出すことで医療費の助成を受けることができる制度で、助成を受けるためには毎年更新をしないといけません。

そして、今年も例年と同じ様にこの難病助成の更新手続きを行いました。

例年は必要な書類を準備して近くの保健所に申請すれば当たり前のように助成申請は通っていたのですが、実は今年気になる一言を言われていました。

『必ず申請が通るとは限りませんので。』

今までこんなことを申請時に言われたことはありませんでした。

初めて言われたことなので『うん!?』と、なんとなく気にはなっていました。

幸いに私の場合はその数カ月後に今年も無事に申請を通過して難病助成を受けることができているのですが、この一言は今までずっと引っかかっていました。

そこからのヤフーニュースで知った難病助成の認定率の話題。

難病助成の対象から外れる人は少なくないということと、今年気になっていた一言の意味を今日知りました。

難病助成の対象から外れる影響

では、難病助成に外れるとどのくらいの影響があるか。

私の場合毎月病院に定期受診していますが、診察費自体はそこまで高くなりません。

ほとんど限度額内に収まります。

しかし、問題は薬代です。

薬代は1ヶ月分で総額約8万円。

通常の保険診療であれば3割負担なので自己負担額は2万4千円程度。

ところが、私の場合は難病助成により1万円の限度額で済んでいます。

しかも、何回通院、薬をもらうことがあっても一月1万円の限度額なので毎月通院と薬をもらってもその病気に関係することに関して12万円以上かかることはありません。

これは、外来受診だけではなく、入院や手術をしても一月1万円以内で治療を受けることができます。

もしも難病助成が外れてしまったら、どのくらいの影響があるかこれでわかるでしょうか。

もしも難病助成の対象から外れることがあって月の自己負担額が3万円かかるとすると、年額で36万円です。

今はどれだけ毎月通院しても12万円で収まっているものが、最低36万円、もしも入院、手術があるとさらに天井知らずの金額になってしまいます。

正直、毎月1万円が医療費として消えていくのも大きい負担ですが、これが3倍以上になるとすると・・・今の生活にも大きく影響があります。

難病助成制度と社会保険料を負担している皆さんには感謝の言葉しか無い

通常は病院の窓口で3割の自己負担額を支払わないといけないところ、難病助成によって毎月最高1万円。

私が負担している社会保険料と私が使っている医療費の総額を見比べた時に、社会保障制度によって助けられているということはかなり実感しますし、制度や社会保険料を負担している皆さんへの感謝の気持ちというのはかなりあります。

大きな手術をすると、その年の医療費総額なんて軽く100万円を超えることもありますから、私が負担している社会保険料と自己負担分だけで100万円以上の医療を受けさせてもらっているというのは、かなり社会保障制度によって助けられています。

もしも難病助成から外れてしまうことがあっても、これまで相当助けてもらってきたことには変わりありません。

助けられてきた過去を考えると文句を言う権利もありません。

ただ、医療費の負担が増えることは、治療の選択肢を狭めてしまう可能性もある、金銭的に必要な医療を受けれなくなってしまうような可能性もある、難病で体調の悪いときも金銭の心配をしないといけない、そんな体調の不安だけではなく、精神的な不安も抱えないといけなくなるということは知っておいてほしいなと思います。

これからも生き続けていきたいからこそ治療を受けているわけで、金銭的な負担が増えることがその希望を狭めてしまうことだってあるんです。

難病を持っている人間として

正直、社会全体で見た時に難病を抱えていることは社会にとって負担でしか無いのかもしれないと思うこともあります。

それだけ一人の人間のために多くの人の社会保障費が充てられ、一人を大勢が支えているわけですから。

ただ、私も自分の人生をもう少し生きたい気持ちもありますし、家庭も、家族もいます。

社会保障制度の中で生かしてもらって、治療しながら働いて、生活を維持しています。

私はまだなんとか難病助成を受けられる立場ですが、私より症状が重いにもかかわらず難病助成から外れるような人も出てきているようです。

そういう話を耳にすると、同じ枠組みにされている人間としては辛いところがあります。

もちろん、まだ難病助成が受けられるからと気楽に構えられるわけではなく、明日は我が身の気持ちですし、難病助成が外れてしまったら今の生活も見直さないといけないでしょう。

だから、社会全体にとっては負担でしか無いのでしょうが、少しでも長く、制度が維持されてくれればいいなと願うばかりです。

自分に大きく関わるニュースだったので、ちょっと暗い気持ちになってしまいました。。。

 



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