生命保険営業よ!我が法人にくるのはやめとけ!

生命保険の営業




生命保険の営業は役員保険売りに来るのやめとけ

先日生命保険の営業が私のもとへ来ました。

私の所に回される生命保険の営業はほとんど役員保険の営業がきます。

役員保険自体は一つ契約が取れると金額大きいので、しつこい、いや、うざい、いやいや積極的な生命保険の営業は頻繁に役員保険の営業にやってきます。

正直、私の勤める法人には役員保険を契約する意味はかなり薄まってきているのですが、それでも生命保険の営業は役員保険への加入を勧めてくるのです。

しかし、先日一つの方針を役員の皆さんに承認をいただきました。

それは、『今後役員保険は加入しない』

かなり以前から生命保険の営業に嫌気が差していたのですが、さすがに私だけの判断で役員保険を断るわけにもいかないので、毎回役員には役員保険の提案内容を報告はしていました。

その度に『一旦保留』というあいまいな答えしか返ってこなかったので、これはいよいよ役員保険については新規加入しないという方向で承認を貰えれば、私のところでお断りをしていこうと考え、ようやくその方向性に承認をもらったところです。

これで心置きなく私のところで生命保険の営業をシャットダウンできるようになった。

役員保険の役割について

どうしてここまで生命保険の営業、特に役員保険の営業にうんざりしているのかというと、役員保険の役割はすでに終えている。

役員保険の役割については次の2点になります。

  • 役員退職金の積立
  • ワンマン社長のもしもに備える

役員退職金の積立として

役員保険は生命保険の中では高額の保険料になります。

それは、保険金設定金額が高額であることもありますが、一方で保険自体に積立機能もあります。

一時的に損金として扱う役員保険や保険積立金として扱う保険など種類はありますが、基本的には積立機能を有しています。

役員保険はこの積立機能を利用して、もしものときの資金調達を準備しつつ、何もなかった場合には保険金として積み立てていたものを役員の退職時に支給する退職金の一部として利用できるようにしています。

ということは、純粋に役員退職金として預貯金で積立をできるだけの余裕がある企業であれば役員退職金目当てで役員保険に加入する必要はありません。

また、保険で積み立てることは急な用途で現金が必要な時にすぐに現金のように利用することができません。

一時的に加入者貸付という形で、借り入れとして保険から現金を借りることはできますが、そこには利息が発生するので、現金で純粋に調達するのと比べてコストが掛かります。

その点、現預金で積み立てておけば、そのまま現金で利用できるので、現預金の流動性を重視するのであれば現預金が固定される保険による積立はあまりオススメできません。

ワンマン社長のもしもに備える

ワンマン社長のもしもとは、そうです、社長の身にもしもの自体が起こった時のことです。

中小企業であればあるほど、社長が会社を引っ張っていることが多いです。

そして、社長の人脈や営業力により会社が成り立っていることが多いです。

そんな中小企業である社長にもしものことが起こったら会社はどうなるでしょう。

当面の会社の運転資金、借り入れの返済、残された家族への補償、その他社長に頼りっきりの会社において社長がいなくなることは社長本人だけではなく、そこで働いている社員、家族へと大きく影響します。

そんな会社の大ピンチに資金面で備えるために役員保険が活躍します。

資金だけでもあれば会社を立て直すまでに時間を作れます。

その間に会社の体制を整えます。

一方で、ある程度の規模の企業体になってくると社長だけではなく、その周りに優秀な経営陣が控えるような体制が構築されてきます。

もしも社長の身になにかが起こっても、その後を引き継げるだけの体制が整っています。

それだけの体制が整っている場合に役員保険が必要か。

必要か不必要かで選択すると、不必要ですよね。

会社がすぐに体制を構築できる体制が取れていれば、その後も安定した運営が可能です。

わざわざ高額の役員保険に加入せずとも、会社は変わらずに運営されていきます。

世の中に不必要ではなく個別企業に不必要

役員保険についてはなかなかの否定感を出していますが、くれぐれも役員保険が世の中から不必要とされているわけではありません。

役員保険を今でも必要としている、加入しておいたほうが良い企業の方がはるかに多くあるでしょう。

私の勤める企業には不必要であったから、本当に必要としている企業へぜひ営業に行ってほしいのです。

需要がない場所に営業に行くよりも、必要としている場所に行ったほうが確率はいいんですから。

営業成績だけを考えると、それなりの契約金額で成約できる企業の方が割が良いのかもしれませんが、役員保険をそれなりの金額で契約できる企業というのはほとんど企業体が安定してきている企業ですから、今度は需要が少なくなっているんです。

ここが保険の難しいとろこでもありますが、入りたいところほど入りにくくなっているのが生命保険の特徴ですね。

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まとめ

今回役員保険の今後の方針について『新規の役員保険には加入しない』という承認をもらえました。

これによって私のところでバッサバッサと保険の営業さんにお断りを伝えやすくなりました。

ということですので、生命保険の営業の皆さん、私の所に生命保険で役員保険の提案持ってきてもすぐにお断りします。

ぜひ、役員保険を本当に必要としているところにいって、一緒に会社のことを考えてください。

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