資産運用に余裕が出てきた理由と5つの教訓

資産運用の5つの教訓




含み損+繰越損失は冷静な判断を失う

前回のブログで大きな含み損に繰越損失を抱えていたことを紹介しましたが、それでも100万円近い含み損と繰越損失を抱えていた私。

この含み損+繰越損失が100万円をなんとか解決しようと、昨年の終わりあたりから今年のはじめにかけて大きな賭けに出ます。

それは、IPOのセカンダリー狙い。

IPOのセカンダリーとは、IPOで公開されたばかりの株が一旦下がってきたタイミング等で参入し、2段目、3段目の値上がりを狙う方法です。

本来であれば博打性の高い方法なので、失敗すると大きな損失を抱える可能性もあるという話は聞いていましたが、実はこれを2回チャレンジしました。

そのセカンダリーを狙った銘柄が、『リンク(現:シノプス)』と『リックソフト』

リンク(現:シノプス)

リンクは棚卸しを管理するソフトを開発、販売している企業です。

当初はリンクという名前でしたが、『シノプス』というソフトの売れ行きがよく、ソフト名をその会社名にしたという流れがあります。

このリンクのセカンダリーで狙い、見事20万円の利益を確保。

売却後もリンクはさらに値を上げ、タイミングが良ければ、ピークで100万円以上の利幅も狙えましたが、さすがにそこまでの腕力があるわけもなく、値上がりし始めた当初で30万円の利幅で手放してしまいました。

リックソフト

リックソフトはオーストラリアのアトラシアン社が販売するソフトの導入支援、運用支援を中心にしている企業です。

正直、2回目の当たりをあまり信用していませんでしたが、リンクの値上がりを中途半端に失ってしまった悔しさで、2回目の奇跡を信じて突入してしまいました。

すると、このリックソフトはまたたく間に値を上げていくではないですか。

結果、このリックソフトで60万円の利益を確保。

この2回の奇跡的な出来事で今年のはじめの時点で80万円の利益を確保することができました。

たまたま利益を確保することができましたが、正直、この時の判断が失敗する可能性のほうが大きかったことを考えると、自分でもそんな博打によく手を出せたものだと思います。

もちろん、他人にはまったくオススメできないことしてます。

今年の損益計算

ここで今年の損益について集計してみます。

  • リンク +22万円
  • リックソフト +59万円
  • その他株 +2万円
  • 損切り株 ▲29万円
  • 今年の損益 54万円

さらに、過去の繰越損失が56万円あるので、この分を通算すると、累計でマイナス2万円となります。

いや~ようやくここまで取り戻してきました。

しかし、ここでまだ安心できないのが私の下手な運用。

実は、今年になって大きく損失額を広げてしまった株があり、現在保有しているもので含み損がマイナス30万円存在します。

ようやくマイナス運用を解消したつもりが、また新たに損失が発生しているという下手な運用の悲劇。

前回紹介した外国株式の運用で運用益が+28万円程度になっているので、全てを通算するとなんとか通算運用成績をイーブンに戻しつつありますが、もうこれでマイナス運用状態からはおさらばさせてほしいと願うばかり。

過去の失敗に学ぶ教訓

こんなに失敗し続けている私ですが、それなりの教訓は実体験として学んでいます。

教訓1 リスクコントロール

資産運用をする上で、ついやりがちなのがリスクを大きく取りすぎてしまうことです。

100万円を1億円にしたや10億円にしたという話を資産運用をしていると耳にしたり見たりすることがありますが、リターンが大きいというのはリスクを大きく取った結果です。

私も大きなリターンにばかり目がいって、一番の失敗はマザーズ銘柄に大きな金額を突っ込みすぎて、身動きが取れなくなりました。

マザーズ銘柄とは新興企業が最初に上場を目指す市場で、いわゆるハイリスクハイリターンの市場。

自分の保有している銘柄が続落していくのを見ているだけで、追加の資金がないばかりに、ただ落ちていく様子を見ることしかできない状態に陥りました。

最終的な含み損のピークが200万円。

この時ばかりはさすがに落ち着いていられませんでした。

大きなリターンは誰もが期待するところですが、そのリターンをたまたま引き当てられるのはほんの一握りの人間だということです。

教訓2 銘柄は分割で購入すること

これも資産運用ではよくいわれることですが、銘柄は複数回に分けて購入するのがより安全です。

ここがチャンス!とばかりに、落ちたところで大きな金額を投入したくなりますが、実は私が購入したエヌビディアはこの分割で複数回に分けて購入したことで大きな下落にも対応することができました。

一度で大きな金額を投入していたら、昨年終わり頃の大暴落には対応できておらず、今でも含み損です。

ここが底と思って投入したが、そこからさらに底があったというのは株の世界では当たり前にある世界なので、自分の感覚が正解ということの方が少ない、そんな世界というのが私のこれまでの経験則から学んだことです。

一気に資金を投入して大きく稼ぎたい欲は誰もがもっていますが、その博打が成功するのは10回に1回くらいと考えて勝負時は選びたいですね。

教訓3 売り買いのタイミングは自分の基準を持つ

これも大きな損失を出したことで感じたことですが、長期投資だから一度銘柄を購入したらそのまま保有しておけば良い、というのは正解のようで、実は間違いのときもあります。

それは、不思議と株価が長期間に大きく値を上げる銘柄が時折ありますが、その銘柄もある時を境に長期間に値下げ局面になるときがあります。

長期間値を上げ続けていたため、これからも値が上げると信じ込んでしまいますが、一度そのリズムが崩れると、今度はどこまで値が下がり続ける、半値になり、さらにその半値になる、そんな銘柄もあります。

長期投資だからそんな局面も織り込んで持ち続けるという基準で持ち続けるのであれば、それは良いですが、タイミングをつかんで、下落局面の早期に売却しておけばまだ大きな利益を確保できることもあります。

つまり、一度銘柄を保有したら、自分がどういう時にどのような判断を持って売却をするという基準を持っておかないと、大きく利益を確保するというのは難しくなるばかりか、時に長期保有しているにも関わらず損失が発生してしまうということも珍しくありません。

教訓4 市場はその時に一番強い国の市場に強く影響を受ける

海外株に手を出し始めてから感じることですが、株式市場は基本的に、その時に一番強い市場を持つ国の株式市場に影響されています。

今の時代はアメリカが世界で一番のGDPがあり、世界中から資金が集まる国なので、今一番世界の市場に影響を与えているのはアメリカ市場です。

アメリカが咳をすると日本は肺炎になるというのは昔から言われていたことですが、今や世界市場はその当時よりもさらに大きくつながっています。

アメリカは大きく上げても日本はその半分しか上げなかった、アメリカが大きく下げたら日本はその倍下げたなんてこともあります。

今の時代はアメリカが各国の市場に大きな影響を与えているのは明らかなので、今後はアメリカ株を中心にそれ以外の国の市場を見ていくという感覚が必要です。

実際に、私も昨年から今年にかけてアメリカ株を増やしましたし、初めてドル預金の積立と定期預金をスタートしました。

世界経済の中心はアメリカにあるのだということを意識すれば、自然とドルの割合が増えてくるのではないでしょうか。

教訓5 市場に長く残り続けることを意識する

意識していないけど、実は大事だなというのが、『いかに市場に長く残り続けるか』

どうして大事なのか、それは、私が一時的に含み損を200万円抱えていた時期もありましたが、今はほぼ解消されようとしています。

つまり、市場にいるといいときもあれば悪いときもある。

悪い時に退場になってしまっていたら、今の状態は想像もできなかったでしょう。

しかし、私はなんとか残り続けたことで、過去の負債を解消できる状態にまで復活しました。

悪い時があれば、良い時もかならずやってくる、これは運の要素もありますが、残り続けていれば自分が予想もできなかったことも未来には起こる、そんなところだと思います。

また、自分が不利な状況の時ほど、情報を吸収し、加工し、抜け出す方法を考えます。

うまくいっているときには考えなかったこと、気づかなかったことにも気づきます。

市場と長く向き合っていくことで、チャンスはやってくるものなので、いかに市場から退場しないようにするかということも意識しておきたいです。

市場から退場しなければチャンスはくる

昨年の終わりから、今年のはじめにかけて、私の資産運用には大きな出来事があり、なんとかこれまでの過去の負債を解消することができました。

これも、悪い時期に踏みとどまることができたこと、なんとかチャンスがないかと探し回ったこと、自分なりの経験値がどこかで生きたこと、様々な要因で今の状態にたどり着きました。

市場から退場しなければチャンスはやってくる

今年がいい時期だったとすると、また私にとって苦しい時期もやってくるかもしれませんが、そんなときでもこれまでの経験則で乗り越えられることもあるでしょう。

乗り越えられるようにしておくと言った方がいいかもしれませんね。

こんな時だからこそ新しいことに挑戦し、そこにヒントが落ちていないか、今をどうとらえるか、感性を研ぎ澄ませて次のチャンスに備えておきたいと思います。



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