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idecoがコロナショックで大幅マイナス
これまで順調に積立額と資産運用を行っていたidecoですが、先週のコロナショックとも言われる大きな変動が私のidecoにも直撃しました。
世界中でコロナによる不安感と恐怖感が伝播していたので、金融市場は大きく動揺することは理解していましたが、これほどまでの大きな動きが起こるとは想像もしていませんでした。
そんな私のidecoの資産運用状況がこちら。

ここまでのマイナス額は初めてです。
つい先月までは運用益で8万円を超えていたので、そこからの20万円以上のマイナスとなっています。
外国株式に外国リートで運用でほとんど運用しているので、外国市場の影響をかなり受けています。
これほどまでに運用額が大きく動くのはidecoによる資産運用の醍醐味ですね。
マイナス額は大きくなってしまいましたが、私個人はそこまで悲観的でもありませんし、idecoについてマイナスのイメージを持ってもいません。
むしろ、これからもidecoを続けていこうというやる気に満ち溢れています。
ideco運用の現実と今後
idecoについては、これまでも紹介してきているのでご存じの方も多いとは思いますが、将来の年金を自分自身で積み立ててためていこうという資産運用です。
idecoに拠出した資金は全額所得控除という優遇を受けることができるので、年末調整や確定申告では大きな所得控除となり、税金の納付額を抑えることができます。
この所得控除対象というのがidecoの最大の魅力で、私は3年前から運用をスタートし、現在に至ります。
これまで金融市場の状況はかなり安定しており、資産の積み上がりにあわせて資産運用益も出ていました。
所得控除に資産運用益もあるので、ideco運用は大成功と思っていたところのコロナショックです。
3年間に積み上げてきていた運用益はあっという間にマイナス15万円。
さすがに急落した市場の影響は私のidecoにも大きな影響を与えてくれました。
ここで私はどのような判断を取るべきか。
私は今後も金額も変えず、コツコツと続けていくだけです。
今回の件で何か方針を変更することもなく、ただ積み立てていくだけです。
idecoの運用方針を変えない理由
では、私の今後の運用方針がどのような理由からきているのか。
理由1 idecoは長期運用である
もっとも基本的なことは、idecoは長期運用の商品であることです。
短期的に売買する金融商品ではありません。
コツコツと積み立てていって、長期的に資産の増額を図る商品なので、今回のような超短期的な動きに右往左往しても長期的な視点では大きな問題ではありません。
30年後に今の資産がどれだけ増えているかが大切なので、今の値動きに一喜一憂していても、最終的に受け取る時に資産がどうなっているかは今は誰にもわかりません。
理由2 idecoはドルコスト平均法である
長期投資でリスクを抑える方法としてよく聞くドルコスト平均法ですが、idecoはまさにこのドルコスト平均法による購入です。
毎月の投資額が同額なので、金融資産の値が下がっている時には口数を多めに購入でき、金融資産の値が上がっている時には口数を少なめに購入することで、長期的に平均的な値上がり益を狙っていきます。
今回コロナショックによる値下がりは今まで積み立てた資産に大きなマイナスの影響を与えましたが、今後購入していく場合は下がった値段で今までより多く口数を購入することができるようになります。
これにより、現在のマイナス額を徐々に平均値へ下げていき、長期的には資産の運用益を確保しやすくしていきます。
理由3 そもそも資産運用として意識していない
これは私自身の意識の問題ですが、idecoに関しては自分自身の中で資産運用として意識していません。
これは、毎月口座から強制的に引き落としが掛かり、自動で購入されているので、私の中では資産運用をしている意識がありません。
idecoとは別に個人的に株式投資をしているので、この株式投資については自分の責任の下資産運用をしているということもあり毎日の値動きが気になりますが、idecoに関してはほぼ資産運用を意識しません。
資産運用は意識してしまうとちょっとした値動きで気持ちが揺さぶられて、短期的な値動きにも関わらず安値で売却してしまったり、思いもよらず高値で購入してしまったりするので、意識しすぎない資産運用ができるのはidecoのメリットだと考えています。
コロナショックでもidecoの運用方針は不変
今回大きな値動きのあったコロナショックですが、私のidecoの運用方針は不変です。
これまでと同じように毎月積み立てていくだけです。
また、今回の件でidecoに失望している方がいるとすれば、今すぐに金額に変更したり、積立を止めたりという行動に出ることはおすすめできません。
idecoは長期的に高く金融資産を購入する時もあれば、安く購入する時もあります。
この値動きの中で長期的に平均値を取っていく金融商品がidecoなので、基本的には何があってもこれまでと動揺に続けていくことです。
毎月の積立が難しくなったなど、自分自身の環境の変化で積立額を変更することはあっても、市場環境に合わせて積立額を変更することは止めましょう。
今から安く変える時期がスタートするところです。
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